お客様の安心と安全な取引を確保するために、宅建業のプレーヤーの皆さんが明日からの業務に役立つ知識と見識のブラッシュアップと、取引に内在するリスクヘの対応のために、幅広い経験値を積み重ねていただく一助となるべくメニューを揃えた研修ラインナップです。
具体的には、中級、上級とレベル別に講座を分け、さらに半日の集合教育メニューを数編ずつラインナップしていきます。
中級 | 取引の安全、安心を確保するために必要な調査や重要事項作成に必要な知識を復習・再確認する講座。 |
---|---|
上級 | 現場で直面する(している)課題に対し、取引の安全を確保するための判断力・対応力・解決力を磨くための講座や、宅建業法の枠にとどまらない領域・分野(相続対策など)にも広げ、取引に係る顧客ニーズ(相談)にワンストップで応えられる能力を身に付けるための講座。 |
2025年1月20日更新
現在のマンションストック総数は約704.3万戸(2023年末:国土交通省)であり、国民の約1割超が居住しています。
マンションを終の棲家として考えている居住者が増える一方、建物の老齢化が進み、築40年以上のマンション(高経年マンション)は約136.9万戸(2023年末:国土交通省)となり、10年後には約2倍、20年後には約3.4倍にまで急増する見込みとなっています。
高経年マンションにおいては、建物・設備の老朽化、修繕積立金不足、適切な管理が行われていない管理不全マンションの発生、認知症入居者の徘徊や孤独死、管理組合の担い手不足等、建物と居住者の二つの老いに加え、現状の管理規約や区分所有法等が社会情勢の変化に対応できていない等の三つ目のルールの老いが発生し、様々な問題が顕在化しています。
このような中、維持管理の適正化に向けた取り組みの強化が必要とされており、2022年4月に「マンション管理計画認定制度」や「マンション管理適正評価制度」が創設されほか、マンションの建て替えや改修の要件を緩和する区分所有法の改正が予定されています。
本講座では、国土交通省のマンションの新たな管理ルールづくりにも関わった講師が、高経年マンションに迫る三つの老いに対する現状と課題、対処方法及び区分所有法改正の背景や改正の具体的内容について解りやすく解説します。
<フォローアップ研修の受講について>
本研修は「ひかりクラウド スマートスタディ(NTT東日本)」を使用します。
お申込み前に必ず「動作環境」をご確認下さい。
■研修形式 | <会場型> | |
---|---|---|
■開催日時 | 2025年2月12日(水)13:30~16:30 ※受付開始13:00~ | |
■会 場 | AP市ヶ谷 5階 Dルーム(東京都千代田区五番町1-10) (交通機関) JR線・有楽町線・南北線・都営新宿線「市ヶ谷駅」より徒歩1分 ![]() |
|
■研修内容 |
①事前課題 提出期限:2025年2月10日(月)23:59 ②会場受講(カレッジ会員は後日動画配信あり) 【事前課題】記述式 ※択一式または選択式の場合もあり 提出は任意です。ただし、カレッジ会員で単位取得をご希望の方は提出(合格)が必須となります。 ※当日の講義で内容に触れることがありますので、一通り内容をご確認の上ご参加下さい。 ※その他、研修形式および研修内容の詳細はこちら https://www.retpc.jp/fup/pages/college#fuc2024_training_format |
|
■受講料 |
【カレッジ会員】無料 ※会場で受講する場合はお申込みが必要です。 【宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター】7,000円(税込) 【一 般】14,000円(税込) |
|
■申込締切 | 2025年2月10日(月)12:00 | |
■単位について | 付与単位数:2単位(中級) (単位制度について) 単位制度はカレッジ会員のみが対象となります。 単位取得を希望される場合は、単位付与条件をクリアされることが必須となります。 ※単位制度(単位付与条件)の詳細はこちら https://www.retpc.jp/fup/pages/college#unit |
|
■講 師: | 吉田 修平 氏(吉田修平法律事務所 代表弁護士) | |
![]() 定期借家権、終身借家権の立法、担保執行制度の改正などに関わり、中間省略登記の代替手段の考案など、不動産を得意分野とする。また、各省庁の委員会委員や大学での教鞭、各種団体の役員など多方面で活躍。 |
2025年1月20日更新
不動産取引には、トラブル発生の原因となる一見して気がつきにくいリスクが潜んでいるケースがあります。不動産取引においては、トラブルの発生を未然に防ぐために、現地調査、聞き取り調査、公簿による調査など、残念ながら、それでも起こってしまうのが不動産取引のトラブルです。
不動産プレイヤーには、物件調査から始まり、取引の内容(手付解除期日、契約の履行時期等の各種期日設定、各種特約条項等)の調整、そして引渡し後の対応に至るまで、紛争の発生を未然に防止することのみならず、取引をする顧客(買主等)に物件の内容を正確に説明し、定型の重要事項説明書や契約書で処理しきれない事項は、特記事項および特約条項において、売主・買主の双方に対する公平性を保ちながら、媒介行為を敢行していく義務があります。
宅地建物取引に携わるプレイヤーにとって、取引の中にあるリスクを顕在化させ、それらを納得性のある説明と書面という形で具現化する能力が必要となってきます。
本講座は、センターに寄せられたベテランの不動産プレイヤーでも悩ませるような調査難易度、もしくは取引条件調整の難易度の高い相談内容をピックアップし、トラブルとなり得る要因を「ヒト(当事者)」「モノ(目的物・物件の品質)」「取引内容」のテーマに分け、トラブルの発生につながる「リスクの捉え方」とトラブルを未然に防ぐ「綿密な調査」、「対応力」について解説していきます。
【講座内容(予定)】
序 この講座の狙い(不動産取引の特約・特記作成の勘所の把握)
Ⅰ.手付を分割支払いとする売買
Ⅱ.売主業者による未完成物件売買の履行の着手時期
Ⅲ.消費者契約法と宅建業法が関係する取引
Ⅳ.相続空き家とその敷地の売却
Ⅴ.周知の埋蔵文化財包蔵地にある物件の売買
Ⅵ.管理不全空家等の勧告を受けた物件の売買
Ⅶ.買主による増改築計画のある既存住宅の売買
Ⅷ.借地権付き建物売買における土地の不具合
Ⅸ.収益物件売買における貸主の地位
<フォローアップ研修の受講について>
本研修は「ひかりクラウド スマートスタディ(NTT東日本)」を使用します。
お申込み前に必ず「動作環境」をご確認下さい。
■研修形式 | 動画配信型 | |
---|---|---|
■視聴期間 | 2025年2月13日(木)~2月26日(水)23:59 | |
■研修内容 |
①事前課題 提出期限:2025年2月11日(火)23:59 ②動画受講 (約40分×3本) ③確認テスト 提出期限:2025年3月1日(土)23:59 【事前課題】記述式 ※択一式または選択式の場合もあり 提出は任意です。 ただし、カレッジ会員で単位取得をご希望の方は提出(合格)が必須となります。 ※動画の講義で内容に触れることがありますので、一通り内容をご確認の上、 動画をご視聴下さい 【確認テスト】択一式または選択式 ※記述式の場合もあり 提出は任意です。 ただし、カレッジ会員で単位取得をご希望の方は全問正解が必須となります。 (繰り返し解答可能) ※研修形式および研修内容の詳細はこちら https://www.retpc.jp/fup/pages/college#fuc2024_training_format |
|
■受講料 |
【カレッジ会員】 無料 ※お申込み不要。準備が出来次第ご案内いたします。 【宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター】 5,000円(税込) 【一 般】 10,000円(税込) ※宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター、一般の方は、下記申込みボタンよりお申込み下さい。 |
|
■申込締切日 | 2025年2月14日(金)12:00 ※宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター、一般の方の締切日です。 |
|
■単位について | 付与単位数:3単位(上級) (単位制度について) 単位制度はカレッジ会員のみが対象となります。 単位取得を希望される場合は、単位付与条件をクリアされることが必須となります。 <単位制度(単位付与条件)の詳細はこちら> https://www.retpc.jp/fup/pages/college#unit |
|
■講 師: | 北澤 秀樹 氏(北澤不動産コンサルティング 代表/不動産鑑定士) | |
![]() 三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)にて売買仲介、不動産の証券化、不動産保有会社のM&A等、不動産業務に従事。2001年綜通(株)入社。CRE戦略の企画立案等に従事し、その後、常務取締役、常勤監査役を務め2015年退任。退任後、北澤不動産コンサルティング設立、同代表。宅建マイスター入門研修講師、不動産コンサルティング技能試験ステップアップ・スクーリング講師、不動産流通実務検定”スコア“問題作成委員等を担当。 |
2025年2月10日更新
不動産取引のトラブル事例は、顧客の立場に立ち、より安全で安心できる不動産取引のために活かしていかなければなりません。不動産流通業の従事者には、早い段階でトラブルの芽を察知し、大きな問題に発展する前にそれを摘み取ることが求められます。
本講座の使用テキストである『ヒヤリハット!不動産仲介トラブル事例集―失敗事例に学ぶ、顧客の立場に立った「調査」の重要性―』は、不動産流通各社の協力により、実際の取引において発生したトラブル事例を集め、その中から多くの不動産プレイヤーの方々にとって参考になる事例を抽出してまとめたものです。
今回は、「道路」「地中埋設物」「越境」「心理的瑕疵」をテーマにして、「物件資料、図面、写真」や「重要事項説明書・契約書」などの取引資料を例示し、一見して気がつきにくいリスクについて、調査ポイントを押さえながらトラブルの「概要」「原因」「対応と再発防止策」について解説していきます。
<フォローアップ研修の受講について>
本研修は「ひかりクラウド スマートスタディ(NTT東日本)」を使用します。
お申込み前に必ず「動作環境」をご確認下さい。
■研修形式 | 動画配信型 | |
---|---|---|
■視聴期間 | 2025年3月4日(火)~3月17日(月)23:59 | |
■研修内容 |
①事前課題 提出期限:2025年3月2日(日)23:59 ②動画受講 (約40分×3本) ③確認テスト 提出期限:2025年3月20日(木)23:59 【事前課題】記述式 ※択一式または選択式の場合もあり 提出は任意です。 ただし、カレッジ会員で単位取得をご希望の方は提出(合格)が必須となります。 ※動画の講義で内容に触れることがありますので、一通り内容をご確認の上、 動画をご視聴下さい 【確認テスト】択一式または選択式 ※記述式の場合もあり 提出は任意です。 ただし、カレッジ会員で単位取得をご希望の方は全問正解が必須となります。 (繰り返し解答可能) ※研修形式および研修内容の詳細はこちら https://www.retpc.jp/fup/pages/college#fuc2024_training_format |
|
■受講料 |
【カレッジ会員】 無料 ※お申込み不要。準備が出来次第ご案内いたします。 【宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター】 5,000円(税込) 【一 般】 10,000円(税込) ※宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター、一般の方は、下記申込みボタンよりお申込み下さい。 |
|
■申込締切日 | 2025年3月5日(水)12:00 ※宅建マイスターおよび不動産コンサルティングマスター、一般の方の締切日です。 |
|
■単位について | 付与単位数:2単位(中級) (単位制度について) 単位制度はカレッジ会員のみが対象となります。 単位取得を希望される場合は、単位付与条件をクリアされることが必須となります。 <単位制度(単位付与条件)の詳細はこちら> https://www.retpc.jp/fup/pages/college#unit |
|
■講 師: | 渡邉 宏 氏(公益財団法人 不動産流通推進センター 事業推進室 参事) | |
![]() 大手不動産流通会社にて、仲介部門に15年、新築部門に5年、経理・人事などスタッフ部門に9年、ファンドビジネスや駐車場関連の部門に5年間従事。2017年から不動産流通推進センターの職員として、出版事業や教育プログラムの企画・開発業務に従事。本書(「ヒヤリハット! 不動産仲介トラブル事例集」)の企画・原稿作成を担当。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士。 |
※この研修は不動産コンサルティングマスターの更新要件となる研修ではありません。