(公財)不動産流通推進センター編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、表紙において、特徴のある既存建物の有効活用事例を取り上げています。ここでは、その内容を転載し、ご紹介致します。
2022年04月01日公開
店舗や展示会などを手掛ける設計士であるお施主様。差別化するために尖ったアウトプットをすることも多いからこそ、住宅は設計者側のエゴを出すものではなく、この先も続いていく施主の日常生活に根ざすことが大切だと考えました。
3LDKのお部屋を1Rに再構築。たくさんある本の収納と、好きな雑貨をディスプレイできる造作の本棚に機能性を持たせ、また本棚を壁と見立てて空間構成することで可変性を実現。気分を変えたいときや家族構成の変化に合わせて、本棚の配置を変え、または追加することで、いつでも自由にレイアウトを変更できるよう
にしました。
また、自宅での仕事が多いお二人にはワークスペースは必須。2つのワークスペースを対角線上に配置したことで、どこにいても存在を感じられる、混じり合った空間だけど何故か心地いい距離を叶えました。
物件名称 | : | この先もつづく日常に根ざした家 |
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所 在 | : | 東京都江東区 |
築 年 月 | : | 1983年1月 |
構 造 | : | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
リノベーション面積 | : | 63.05m2 |
施工期間 | : | 約3ヶ月 |
設計・施工 | : | ゼロリノベ |
資料提供:ゼロリノベ(株式会社grooveagent) | ||
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020」ユーザビリティリノベーション賞受賞作品(株式会社grooveagent) |