(公財)不動産流通推進センター編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、表紙において、特徴のある既存建物の有効活用事例を取り上げています。ここでは、その内容を転載し、ご紹介致します。
2021年05月14日公開
間伐材や地産地消の素材の採用、既存建具の再利用、廃材の少ないリノベーション、コンクリート素地の質感などもあらためてサスティナブルの視点で考察。内装仕上げは何度も張り替えられたであろう壁紙をめくっただけ。何層かの裏紙が残る天井や壁面は時間の重なりを感じさせるようなニュアンスを出すことができました。パナソニックのHEMSを採用し、エアコンや照明、給湯機などは遠隔でリモコン操作、IoTにも対応した、やりすぎないスマートハウスです。
物件名称 | : | サスティナブルにスマートハウス |
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所 在 | : | 大阪市北区天神橋 |
築 年 月 | : | 1976年8月 |
構 造 | : | SRC造 |
間 取 り | : | 2LDK(12階建て6階部分) |
リノベーション面積 | : | 70.89m2 |
施工期間 | : | 45日 |
施工費用 | : | 498万円(税込) |
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2020」500万円未満部門最優秀賞受賞作品(株式会社シンプルハウス) |