TOMORROW MESSAGE
このページでは、不動産流通推進センターの先取り情報や事業に関するメッセージをお伝えします。
二つの資格と「スコア」について 2023年8月25日
8月も、もう下旬。私の Tomorrow Message の担当も最後となりました。今回は、公認 不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターという二つの資格と、不動産流通実務検定“スコア”について述べさせていただきます。
公認 不動産コンサルティングマスターは、スタートから30年の歴史がある資格であります。宅建業務の範疇にとどまらない不動産コンサルティング業務の技能を認定する制度で、「上級宅建士」として宅建士の皆さんのさらなる学習、ブラッシュアップの一助となるように設けられました。
しかし、コンサルティング=提案業は、幅広い知識とセンスがものをいう世界であり、特に不動産は、クライアントの総資産の過半を占めるであろう資産であり、提案に際しては、単に宅建業の知識や経験だけでは済まないわけであります。不動産の証券化など有効活用の仕組みが多様化し、金融や建設業との間の垣根が低くなる中、この10年、15年その傾向は顕著であります。不動産コンサルティングは提案の中に「税金面」「建築面」等々、多くの要素を考慮して構築していくものですから、それぞれの「専門家」をコーディネイトしていくといった形が最適な表現かと思われます。よって、宅建業務以外の幅広い知識と見識が必要となってきます。
また、宅建業は、取引があることが前提で、その取引の額によって、報酬額の上限が決まってきますが、コンサルティング業には、そのような条件はありません。クライアントのために提案し、クライアントが役立ったと思うことで報酬をいただけるという、30年前の不動産業界では画期的な設計でありました。
画期的でありますから、先例や慣習がなく、報酬をどうもらったらよいかわからないという意見がでてまいります。30年同じことを言われ続けておりますが、制度を切り開いて、発展させていくのは、今、先端を走っているプレイヤーの方々ですので、ぜひ、この大人の資格の発展を担っていただきたいと存じます。
*推進センターでは、それらの知恵と実績を取りまとめていく予定です。
ご協力をお願いするかと思いますので、よろしくお願いいたします。
不動産コンサルティングの資格創設によって宅建業の枠組みから大きく踏み出していく中、推進センターが行うブラッシュアップのための講座等も、宅建業務の深掘りという範疇から離れた内容のものが多くなってまいりました。そこで、宅建マイスターという資格を創設し、宅建業の深掘りに特化した試験や講座を開発していくことに致しました。多くのクライアントにとって、ほとんどの取引における最大のニーズは、宅建業務の深掘りによる内在リスクの発見だからです。
いわば、広義の上級宅建士(不動産総合提案業)が公認 不動産コンサルティングマスターで、狭義の上級宅建士(宅建業務の深掘り)が宅建マイスターであります。
宅建マイスターは10年前から構想し、試行錯誤しながら骨格を固めてきた資格であります。推進センターの手作りによる設計であり、「より内在リスクを予知するためには」「宅建士のリーダーとしてふさわしいレベルとは」といった命題を追求した結果、相当に歯ごたえのある試験問題になっております。また、受験資格も、宅建士になってからの実務経験5年以上かつ受験時点でも実務についていること、という厳しい条件になっております。
そのおかげで、宅建士証更新時の法定講習における講師の選定基準を満たす資格の一つに指定することができました。今後も、ステイタスが上がるよう充実させていきます。
宅建士が、不動産流通業のプレイヤーとして参加するための資格であるならば、推進センターのこの2つの資格は、クライアントや世の中から選ばれるための資格であるというモットーで、試験、ブラッシュアップ、情報提供等々の制度やサービスの改善を進めてまいりますので、ご支持のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて、不動産流通実務検定“スコア”は、「業界には多くの資格や研修、また、各社での社内研修、資格があるが、業界を横ぐしにした検定があってもよいのでは」というニーズに応えて、作り上げました。「実務」の検定という点がミソで、これは全員業界出身者で固めている推進センター開発部門ならではと、自負しております。宅建試験の延長線である問題は出さない、をモットーに毎年100問を作り上げております。
お陰様で、スコア推進協議会という、いわば多くの企業による応援団とでもいうべき組織をつくっていただき、毎年2千人前後の受検者となっております。また、不動産学会賞もいただき、業界内では相当の浸透が図れていると考えますが、まだ全国津々浦々の業界プレイヤーが受検しているとは言えず、全国レベルでの浸透が大きな課題であります。e-ラーニング等、今後も様々な手法で、全国レベルでの浸透を図ってまいりますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
令和5年8月25日
教育事業部長 真鍋 茂彦
コンプライアンス運動について 2023年8月10日
年々、酷暑が厳しさを増している気がしますが、ご自身の身体以上に大切なことはありませんから、皆さんご自愛いただきたく存じます。
推進センターも、5月に新型コロナ感染症が5類に移行したことに伴い、講習や試験での対応や不動産相談の受付時間、テレワーク体制など、コロナ前と同様とまではいきませんが、この3年間の体制から脱却いたしました。お手数をおかけいたしますが、諸々、ご確認ください。
さて、私の「Tomorrow Message」も8月末まで、今回ともう一回限りでございます。長年、お読みいただき誠にありがとうございました。
今回は、この5年来、推進センターの旗頭にしてまいりましたコンプライアンス運動について触れたいと存じます。
コンプライアンスというと、単なる遵法精神を説いているようですが、推進センターの理想に掲げているのは、業者を守ることではなく「クライアントファースト」の立場にたって、安全で安心な取引を行うことであります。
これは、業界でもニュートラルなポジションである推進センターだからこそできることであると自負しております。単に宅建アソシエイトなどのビギナーのプレイヤーだけでなく、公認不動産コンサルティングマスターや宅建マイスターを頂点とした業界人全てに対しての運動であります。
お陰様で、この4~5年、イベント開催や冊子(『実践!コンプライアンス』)の頒布も順調に進み、特に「正直不動産」とのコラボは、大いに注目を浴びました。
両資格制度においても、倫理規程や倫理審査委員会の整備を進め、これらプレイヤーは業務知識の高度なブラッシュアップだけでなく、「クライアント」にとって安心で安全な取引ができる精神を持っていることを、今後も強くアピールしていきたいと存じます。
次回のコンプライアンスイベントでは、地域への貢献に焦点を当てたテーマも検討中であります。具体的には、積極的に地域貢献活動をされている企業、団体、個人を表彰し、正直で親切な仕事ぶりに光を当てる予定です。
さて、このコンプライアンス運動に賛同してくれている団体も出てきており、意欲的に活動をされています。公認不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの有志を会員とした一般社団法人不動産流通プロフェッショナル協会もその一つです。
この団体が主催するppp講座は、頂点のプレイヤー向けのコンプライアンス講座で、多くの受講者が感動するとのことです。
ppp講座の詳細につきましては、Webサイトをご覧ください。 https://www.repro.or.jp/ppp
売買と賃貸、仲介と販売、都心と地方、個人と法人、といったように、宅建業法にくくられた中でも、様々な差異、立場の違いがあり、ひとくくりにコンプライアンスといってもなかなか浸透しづらい点もありますが、あきらめずに、着々と運動を続けていきたいと存じますので、ご支持のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和5年8月10日
教育事業部長 真鍋 茂彦
「質の担保」とブラッシュアップ 2023年4月21日
このたび、公認 不動産コンサルティングマスターの登録要件の緩和を行いました。具体的には、「実務経験5年以上」から、「実務経験5年以上または3年以上で当センターが行う実務講習を修了した者」といたしました。
これは、不動産再生への活用も期待される不動産特定共同事業における業務管理者の確保というニーズの高まりへの対応や、人口減少社会において、リスキリングやリカレント教育への取り組みが重視されてきている中、若年層および業界外の人材にもより柔軟な資格取得の選択肢を提供することが、不動産業界の活性化につながると考えてのことであります。
30数年前に不動産コンサルティング技能登録制度が発足した際には、実務経験は7年が必要でした。社会的背景として、まだまだレベルが高いとは言えない業界でしたので、質を担保するためのよりどころとして「長い経験」を求めたという一面もありました。しかし、この30年での業界のレベルアップ、ステイタスの向上は著しく、その結果として短縮できるのだとお考え下さい。
もちろん、登録更新の厳格化やブラッシュアップ教育の充実、さらに倫理審査委員会の設置等の自浄作用の強化等々の施策を講じた上での実行でありますので、なにとぞご理解の上、ご支援いただければ幸いです。
また、宅建マイスター資格においても、新たに「入門研修」を創設し、これを修了した者は、受験要件である「実務経験5年以上」(現に従事している者に限るので、不動産コンサルティング技能試験受験より厳しいハードルになっています)を免除することとします。「入門研修修了」は、従来の「不動産流通実務検定“スコア”600点以上」および「フォローアップカレッジ単年度20単位以上取得」とともに、受験していただくに足る知識水準を担保するものとして位置づけられることになります。
宅建マイスター資格についても、更新要件を更に厳しくし、ブラッシュアップされたプレイヤーとして信頼を得られる人材作りを目指してまいりますので、こちらもよろしくご支援いただきたく存じます。
令和5年4月21日
教育事業部長 真鍋 茂彦
1月18日のコンプライアンス講演会の挨拶より
2023年2月13日
おかげさまで、このコンプライアンスイベントも4回目を迎え、今回も、ご来場の皆様にアーカイブ視聴の皆様を加えますと約6百名の方にご参加いただいていることとなります。厚く御礼申し上げます。
不動産流通推進センター(以下 推進センター)は、公認不動産コンサルティングマスター、宅建マイスターの両資格における倫理規程等の整備を手始めに、業界内外にこのコンプライアンス運動を発信してまいりました。コンプライアンスは、単に法令遵守ということではなく、社会の要請に答える職業倫理である、という理念も浸透してきたと自負しております。
この図の下部にあります、
宅建アソシエイトという、宅建未取得の皆様を対象に行う資格制度については、取得の課程においてコンプライアンス科目を充実させ、お客様に対峙するプレイヤーは皆、コンプライアンス(職業倫理)を理解しているようにしていこうと、各業界団体のご協力のもと、進めております。
公認 不動産コンサルティングマスター、宅建マイスターの両資格におきましては、推進センターのWebサイトで公開している各プレイヤーの自己PR欄に、仕事における信条をコメントするスペースを設け、姿勢や信念を直接クライアントにアピールできるようにいたしました。
さらに、トップレベルのプロフェッショナルなプレイヤーを対象に不動産流通業務は、産業と産業を結び付ける、または化学変化を起こさせることができるビジネスであるという考えのもと、それに耐えうる姿勢、人格の人材を育てたいという講座を作られている団体もございます。推進センターはそのような機運も大切と考え、応援してまいります。
不動産流通プロフェッショナル協会 開催講座のご案内しかし、基調講演の郷原先生のご指摘にもありますように、コンプライアンスの浸透は個人の姿勢だけでは十分ではなく、組織全体、業界も各組織の集合体と考えますと、業界全体での取り組みがなければ、ということも浮き彫りになってまいりました。
推進センターは、夏原武先生や中山弘子先生のインタビューにもありましたようにり、ニュートラルな存在であり、旗振り役には適しておりますが、業界全体の中では小さな存在でありますので、皆様のご支持・ご協力なしには何もできないと思います。何卒、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
この後のパネルディスカッションに参加していただく先生方は、長年、推進センターをご支援いただき、コンプライアンス運動を見守っていただいている方々ばかりですので、ご発言から多くのヒント、示唆が得られるものと期待しております。各先生方、よろしくお願いいたします。
最後に、この一年の推進センター教育事業の活動の中でも大きな特徴を持つ事業について報告いたします。
出版物やツールの提供がそれにあたります。
具体的には、『ヒヤリハット! 不動産仲介トラブル事例集』の発刊、この本は大好評で約2万部、頒布しております。
また、本日お配りいたしました『実践!コンプライアンス』の改訂、この冊子は10年以上前から版を重ね累計4万部を頒布しております。推進センターのコンプライアンス運動の出発点とも言えます。
さらに『媒介業務チェックリスト』の改訂、この本も延べ10万部という大ベストセラーです。これら出版物の整備を行うとともに、公認 不動産コンサルティングマスター、宅建マイスター向けに「売却価格提案リポート」というツールの提供も開始いたしました。
売却価格レポートの説明動画 視聴申し込み受付
教育事業においても、デジタル化が大いに進んでおりますが、真にブラッシュアップされた、クライアントに信頼されるプレイヤーとなっていただくには、リアルな講義はもちろん、出版物やツールの提供によって補完することが必要と考えてのことでした。
このようにコンプライアンスの精神を根付かせるための事業を今後も進めてまいりますので、ぜひ、皆様のご支援、ご協力をいただきますようお願い申し上げて、ご報告とさせていただきます。ありがとうございました。
ぜひ、アーカイブ動画をご覧ください。
コンプライアンス講演会(2023年1月)視聴申し込み受付
令和5年2月13日
教育事業部長 真鍋 茂彦
「信条」を伝えよう
2022年10月11日
このたび、公認不動産コンサルティングマスターの公開PR情報に「信条」を加えて「信条・実績・PR」とするとともに、同様の項目を宅建マイスターの公開情報にも追加しました。
これは、最近、「エージェント制」など、プレイヤー重視の流れから、プレイヤーの実績をPRする風潮が強くなってきたことを踏まえ、推進センターの両資格についても、自己PRを強化できるようにと設けたものです。
もちろん、プレイヤーとしての実績等は重要ですが、他者との比較が難しいことから、当センターとしては、営業実績という表現は見合わせました。
その代わりに、重視しているのが「信条」で、個々のプレイヤーの方々の「仕事に対する姿勢」「クライアントに対する想い」「不動産事業に関しての信念」などを自由に表現していただこうというものです。
自由に書き込むことが、逆にご自身の行動を律することにつながり、よりお客様に寄り添ったクライアント志向の情報項目になると考えました。
ぜひ、その趣旨をご理解の上、ご活用いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
令和4年10月11日
教育事業部長 真鍋 茂彦
売却価格提案リポートの意義
2022年7月20日
不動産プレイヤーとして最高峰の存在である公認 不動産コンサルティングマスター・宅建マイスターの皆様は、高額な物件や複雑でリスキーな案件を取り扱うことも多いと存じます。しかしながら、当センターは、その皆様に売却価格を査定し、それをお客様に納得していただくためのツールとしては、「価格査定マニュアル」しか提供していませんでした。
「価格査定マニュアル」は、おかげさまで査定根拠ツールとして業界内に浸透し、世の中から信頼される業界作りの一助になっていると自負しております。
このマニュアルは40年前の、まだ業界が混とんとしていて様々な面で整備されていない時代に、「勘」や「いい加減さ」で売却価格アドバイスをしないためのツールとして誕生しました。その後、時代に合わせて改良を重ね、今でも通用するツールとしてご活用いただいておりますが、残念ながら、豪邸・由緒ある旧家などの高額な物件や、複雑でリスキーな案件等は、適用対象から除外されます。
それは、マニュアルで定型化できるものは、整形で開発された分譲地や、大手デベロッパーが分譲したマンションを代表とする「イレギュラーさ」があまりなく、数値化しやすい物件に限られるからであります。
当センターは、公認 不動産コンサルティングマスター・宅建マイスターという最高峰の資格を認定し、それらプレイヤーの方々にブラッシュアップの機会や様々な情報やツールの提供をおこなっておりますので、今回の「売却価格提案リポート」の開発は長年の課題でありました。多くの有識者や実務家のご意見をいただき、センター内に特別チームを設置し、何年もかけ、ようやく完成に至りました。
内容の詳細につきましては、別途、発信させていただきます(リリーススケジュール)。趣旨をご理解の上、ぜひ、ツールをご活用いただき、業界の最高峰の資格者としてさらなる活躍をしていただきたく存じます。
また、両資格をまだ取得されていない皆様には、この資格を持つことイコール「このツールを使うプレイヤーになる!」と発奮していただければ幸いです。
ぜひ、世の中からさらにリスペクトされる業界にしていきましょう。
令和4年7月20日
教育事業部長 真鍋 茂彦
専門力が重視される時代に
2022年7月8日
公認 不動産コンサルティングマスターの方々のブラッシュアップ、さらなる研鑽の機会として、「相続対策専門士」「不動産エバリュエーション専門士」の制度を設けております。合格のハードルも高く、また、毎年課題をクリアしての資格更新と、「専門士」を保持するのには大変な労力が必要ですが、お客様、クライアントの方に対しては、信頼感、安心感を担保するものだと自負しております。
本日、公認 不動産コンサルティングマスターの皆様に、以下の文言が見積書添付資料に明記された旨、ご連絡いたしました。
「公認 不動産コンサルティングマスター」の中でも、「不動産エバリュエーション専門士」と「相続対策専門士」の両資格者は、各々が専門性を有し、且つ毎年更新要件を満たすなど、日々その知識・技能のブラッシュアップ並びに各専門分野の深耕に努めていることから、その知識技能は上記技術料に反映されます。
推進センターといたしましては、すでに「専門士」を取得・保持されている方々へのリスペクトの意を表するとともに、これから取得なさろうとしている皆様への後押しになればと考えております。
令和4年7月8日
教育事業部長 真鍋 茂彦
「不動産流通実務検定“スコア”」の日本不動産学会 業績賞受賞について
2022年5月26日
「不動産流通実務検定“スコア”」が、公益社団法人 日本不動産学会の表彰制度である「2021年度(第28回)業績賞」において、「日本不動産学会長賞」を受賞しました(URL)。同賞は新機軸を打ち出した不動産事業やそれにかかわる制度の創設など、幅広い対象の中から優秀な業績を顕彰することを目的として1994年に創設され、学際的な学術研究分野である不動産学の観点から見て特に優れた業績に授与されるものです。
今回受賞することができましたのは、スコア推進協議会にて大手及び中小事業者が一丸となり業界全体のレベルアップに取り組んだ結果、過去9回の累計受検者数が約1万1千人を超えるに至った先駆性、スコアeラーニングなど不動産流通事業者が従業者等の教育研修に利用しやすい仕組みを提供している点、また、コンプライアンスに関する出題比率を今後高めることで、業界における従業者の倫理意識向上に関する取り組みの支援拡充が期待できる点を高く評価いただいた点にあります。
栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございました。
この不動産流通実務検定“スコア”は、業界内にある様々な資格や研修の方向性や難易度がバラバラで、消費者・クライアントからわかりづらく、また、従業者自体もモチベーションが上がりづらいということから、当時、三井不動産リアルティの社長でいらっしゃいました、竹井 英久現アトリウム会長から「業界内を横串にした検定を、ニュートラルな立場の推進センターで立ち上げたら良いのでは」という示唆をいただき、作ることにしたものです。
立ち上げた当初は、全国の不動産会社に向けて電話でお知らせをさせていただいたり、PRイベントを実施したりして、毎年、少しずつ受検者が増えていきました。
今では流通大手各社にもスコアの趣旨にご賛同いただき、スコア推進協議会におきまして、後押しいただいております。厚く御礼申し上げます。
また、スタートから見守り、ご指導いただいた浅野間元副理事長には、挫折しそうな時も常に励ましていただきました。職員一同感謝の意を表したいと存じます。
業界唯一、スタンダードと言われるような検定を目指し邁進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
令和4年5月26日
教育事業部長 真鍋 茂彦
令和3年度不動産コンサルティング技能試験 合格発表によせて
2022年1月14日
本日は、昨年11月に実施した不動産コンサルティング技能試験の合格発表日です。
合格された皆様には、その努力の結果に敬意を表しますとともに、引き続き、知識技能のブラッシュアップに尽力して頂くとともに、高い職業倫理を保持しながらのご活躍を祈念いたします。
さて、公認 不動産コンサルティングマスターには、世の中から評価され、リスペクトされるプレイヤー、よりアッパーなプレイヤーを目指して頂く方向へと舵を切り、ハードルの高い資格となってきております。いうなればプロフェッショナルな資格者を目指して欲しいと考えております。
近年、不動産コンサルティング技能試験の受験者に対する合格者の比率は40%台で推移しておりましたが、今回、その比率が初めて30%台となり、ステイタスアップに寄与する結果となっていると思います。知識の理解を深め、着実に記述できる力が求められる試験といえます。
クライアントに対し、不動産市場のみならず世界経済の展望を見据え、的確な判断材料を提示し、クライアントが納得して意思決定できる助言、提案をすることができるためには、多少難関な試験を突破することは必須であると考えています。合格された皆様は、自信をもって不動産コンサルティングに業務を拡大して、業界を牽引していただきたく、よろしくお願い申し上げます。
コロナ禍も丸2年となり、不動産業界も大きく変化してきていますが、皆様がこの変化をチャンスに変えられるよう、当センターも変化に対応し全力で推進して参ります。
令和4年1月14日
教育事業部長 真鍋 茂彦
活性化する業界へ
2021年9月22日
コロナ禍の中、コンプライアンス意識が高まっていることもあり、また、デジタル化の進展とテレワーク社会への変化もあり、新しい資格や団体の創設など、業界の活性化が進んできていますので、ご紹介いたします。
例えば、和歌山県宅地建物取引業協会では、当センター認定の公認 不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの両資格に、賃貸不動産経営管理士資格を加えた3資格取得者に対し「エキスパート」という認定をされています。全体の底上げというブラッシュアップに加えて「エキスパート」な人たちで全体を引っ張り上げていく趣旨と思われます。当センターが「専門士」資格をコンサルティングマスターの上位に位置付けたのも同様の趣旨からでしたので、全国的な広がりを期待しつつ、大いに応援していきたいと思います。
また、当センターのコンサル試験のPR活動にもご協力いただいているスタイルオブ東京株式会社の藤木さんが主宰される「ワタシゴト」は、不動産プレイヤーの仕事のあり方を「フリーエージェント」という姿から投影し、人間力、対話スキル、知識を身に着けることで明確化しようという実験的、先端的な試みです。当センターとしても大いに興味のある試みです。
さらに、「公認不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」という当センター認定の資格者の集まりである「一般社団法人不動産流通プロフェッショナル協会」という組織も動き出しています。あくまでプレイヤーベースで、世の中にリスペクトされる業界を目指すという理想に燃えた方々ですので、ぜひ、当センターとしても応援したいと考えます。
今年度の不動産コンサルティング技能試験の募集も締め切りましたが、コロナ禍の緊急事態宣言下での募集にもかかわらず昨年度並みの受験者数となりそうです。不動産特定共同事業による小口化商品の供給が活性化している中、業務管理者となりうる公認 不動産コンサルティングマスターの資格がクローズアップされていることがプラスの風となっています。この不特法に特化した団体「一般社団法人 不動産特定共同事業者協議会」も新たに動き出しています。不動産コンサルティングマスターと共鳴しあえれば、と注目しています。
時代は変化を求めています。私共も時代に乗り遅れないよう、日々精進してまいりますので、ご意見・ご指摘のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和3年9月22日
教育事業部長 真鍋 茂彦
残暑お見舞い申し上げます
2021年8月30日
おかげさまで7月~8月にかけて動画配信という形で開催いたしましたコンプライアンスイベントは1,350名余の方々に視聴いただき、また、前向きなご意見、ご感想を多数いただきまして、大変心強く励まされました。誠に有難うございました。
今年度はコロナ禍ということもあり、このイベントで得たものを公認不動産コンサルティングマスター、宅建マイスターの両資格制度の運営等に活かしていく活動にとどまりますが、来期以降も当センターの中心的な事業として注力していく所存であります。
さて、いただいたご意見の中で、若干気になりましたのが、「最近の若手の不動産プレイヤーの中には宅建業法違反すれすれの行儀の悪い輩が増えてきている感があり、推進センターでこのような取り組みをどんどんしていただきたい」とのご意見です。実は、当センターの「消費者の苦情相談窓口」にも、信じられないような業者の行状が報告されてきております。道は遠い、という思いもありますが、このコロナ禍の中、またはデジタル化進展の中、さらには、パワハラ、セクハラ等の弱者の声が正当に扱われるようになり、指導者層が指導の手法に迷い若手が教育されていないということもあるのでしょうか。いずれにいたしましても、当センターは、業界人のまっとうな仕事ぶりが世の中の方々に評価していただけるよう努力して参りますので、ご支援、ご協力いただければ幸いです。
現在、「不動産コンサルティング技能試験」の受験申し込みを受け付けております。世の中に評価される、リスペクトされるために正しいプレイヤー、アッパーなプレイヤーを目指していただく方向へと舵を取りハードルの高い資格になってきておりますが、趣旨にご賛同いただき、ぜひ、皆様の同僚、部下、お知り合いにご受験をお勧めいただければと存じます。一人でも多くの方に資格者になっていただくことが、資格を通してコンプライアンスを高めることにつながりますので、よろしくお願い申し上げます。
また、「宅建マイスター」の公式テキストが、9月中旬に発行されます。「公認不動産コンサルティングマスター」が、不動産業の幅を拡げ、売買・賃貸借等の取引から有効活用の企画提案などに至るまでの業務を的確に行うための資格であるのに対し、「宅建マイスター」は、あくまで宅建業務そのものを掘り下げる資格であります。
よって、今回作りました公式テキストも宅建業務のバイブルとなるよう作り込んで参りました。このテキストが皆様に広く頒布されることが、世の中にリスペクトされる業界に近づくための一歩になると考えております。ぜひ、お手元に一冊、置いていただければ幸いです。
このように、当センターは、今後も様々な角度から、リスペクトされる業界となることを目指して事業を推進してまいりますので、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和3年8月30日
教育事業部長 真鍋 茂彦
不動産コンサルティング制度の充実について
2021年6月15日
昨年度はコロナ禍の中、不動産コンサルティング技能登録制度発足以来の大改革を行いました。すなわち、未更新者の資格抹消により登録者数を半減させました。
数を求めるのではなく、お客様からより信頼される資格となりステイタスを保てるよう、ブラッシュアップしない者は保持できないという、質を求める形に変革いたしました。
今年度は、現資格保有者の方々がより、ブラッシュアップできるようフォローし、高い資質を維持していただくための様々な施策を打っております。
まず、不動産エバリュエーション専門士コースを衣替えし、当センターの最高峰のブラッシュアップの場といたしました。具体的には、「エバリュエーション評価書が書ける人間」を育成するということです。エバリュエーション評価書は、更地をどのように有効活用し、事業を行ったら最適か、ということから、既存建物をどのように有効活用し、手をかけたら最適か、ということまで、対象となる不動産の価値を最大限引き出すための設計図のようなものです。コースはプレ研修、アフター研修を含めると計6日間の濃密な研修で構成されます。当センター屈指の講師陣と、実務家から提供された評価書事例等をもとに、満を持して2年ぶりに行うこのコースは、自信をもって提供いたします。ご好評の中、申込受付中です。ぜひご検討ください。
また、マスターの皆様から長年要望がありましたバッジにつきましても、専門士バッジと合わせ、作成いたしました。資格が登録されているのはブラッシュアップし続けている方のみであること、さらに、バッジの裏に登録番号を印字することにより様々な問題点を解決できると判断し実施に至りました。
ちなみに、宅建マイスターにつきましても、フェローの方々へのバッジを提供しており、近い将来には、マイスター全員に提供していくことも検討しております。
コンサルティングマスターのブラッシュアップツールといたしまし ては、様々な研修に加え、「ナレッジ動画」という5分から10分程度の無料動画をマスター限定で視聴できるようにいたしました。月に1~2本程度、年間20本程度を目標に提供していく予定です。これは、実務に有用なタイムリーなテーマについて、当センター講師陣に語っていただくものです。ビジネスに直結したフォローは、当センターとしては立場上なかなか難しいのですが、このような形で考えましたので、ぜひご期待ください。
さて、新しくマスターを目指される方のために、各不動産コンサルティング地方協議会で実施している「基礎教育」について、今年度はコロナかということもあり、会場型から動画配信型に変更いたしました。もちろん、動画配信だけでなくアナログ的な学習との融合により効果的でかつ利便性に優れたものにしております。ぜひ、お近くの地方協議会にお問い合わせください。
また、当センター主催の通信教育である「入門研修」も完全リニューアルいたしまして、今まで以上に、内容の濃い、わかりやすい、集中しやすいものになっておりますので、こちらもご期待ください。すでにお申し込みを受け付けております。
さらに、この7月には、「コンプライアンス・イベント」を動画配信という形で行います。不動産コンサルティングマスターにしても宅建マイスターにしても、業界をリードしていく人材は、「お客様に寄り添う姿勢」が大事ということで、これを業界に深く根付かせていくことは、当センターのメインの事業といえます。特に今年は、世の中、消費者の皆さんにもこうした取り組みを知っていただけるよう業界内だけではなく、消費者の皆さんにも視聴いただけるような内容にしていきます。具体的には、漫画「正直不動産」の原案者夏原武様やアパホテルの元谷芙美子様にご講演をいただく予定です。また、当センターは、お客様の声が届く体制をとるために不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターのホームページに消費者相談窓口のページも設けました。
このように不動産コンサルティング制度は宅建マイスターの制度と合わせ、日々、変革、進歩しております。今後とも皆様のご支持、ご協力をいただきたく存じますので、よろしくお願い申し上げます。
令和3年6月15日
教育事業部長 真鍋 茂彦
令和2年度不動産コンサルティング技能試験 合格発表によせて 2021年1月8日
本日は、昨年11月8日に実施した不動産コンサルティング技能試験の合格発表日です。
合格された方には、祝意を表しますとともに、今後もブラッシュアップと職業倫理の姿勢を保ちつつ、ご活躍されることを祈念いたします。
さて、昨年実施しました不動産コンサルティング技能試験の平均点は例年より高く、これは、新型コロナ感染症対策による在宅時間が増えた中で、自己啓発、自宅学習に多くの時間がとれたことも一因ではないかと思われます。
今年の1月27日に行われる宅建マイスター認定試験もそのような傾向かと思われます。
不動産流通業界を牽引するプレイヤーである皆様が、よりブラッシュアップされるのは大変喜ばしいことと存じます。当センターも皆様のご要望に応えるべく講習事業のハイブリッド化(デジタルとアナログの融合による)によって利便性・安全性、さらに集中力と情報の深度の確保を追求してまいりますのでご期待ください。
また、不動産流通業界は、業界間の橋渡しやビジネスモデルの潤滑油として日本経済の生産性向上を担うためにも、より、高度化・デジタル化を図らなければならないと思います。
その一環として、マスター、マイスターにつきましてはPC操作はもとより、より高度なデジタルスキルを身につけ、業界を牽引していただきたく、よろしくお願いいたします。
2021年は不動産流通業界の前進と飛躍の年となりますよう、今後も全力で推進してまいります。
令和3年1月8日
教育事業部長 真鍋 茂彦
今年は教育事業の節目となりました
2020年9月15日
新型コロナウイルス感染症の影響下、皆様におかれましては未曾有の災禍とはいえ、一致団結してこの難局に立ち向かわれていることと存じます。
このような状況下において、当センターは今後も、教育研修事業を通じて前向きに研鑽される皆様のバックアップに注力してまいります。
さて、当センターでは、既存事業につきまして、以下の二点の見直しを行いました。
1.登録実務講習の休止
30年にわたり行ってまいりました、宅建 登録実務講習事業を、令和2年講習で休止といたしました。皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げます。今後は、経営資源を、より上級者向けの事業に向けていきたいと存じます。
9月4日に最終講和を行いましたので、動画でご覧いただければと存じます。
2.コンプライアンス元年
不動産流通推進センターでは、当センターが実施・運営する「公認 不動産コンサルティングマスター」、「宅建マイスター」の両資格において、業界におけるリーダーとしての役割をより明確にするため、「倫理規程」「誓約書」を整備するとともに「倫理審査会」を設置し、「コンプライアンス強化(職業倫理)」の強化を推進しております。
1月14日の東京を皮切りに、「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会」を開催し、7月に大阪、9月に福岡で、報告会を開催しました。
(1) 1月14日「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会」(東京 すまい・るホール)では、1部は弁護士の郷原 信郎先生からの講演ほか、2部では弁護士の松田 弘先生、株式会社アトリウム代表取締役会長 竹井 英久様、明海大学不動産学部長 中城 康彦先生、経営者であり登録実務講習講師の 平野 真奈美様、業界出身の女性弁護士 吉田 可保里先生にパネリストとして登壇いただきました(画像をクリックすると、2部のパネルディスカッションを動画でご覧いただけます)。
(2) 7月22日「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会 報告会」(大阪全日会館)では、株式会社アトリウム代表取締役会長 竹井 英久様、リジュネビルド株式会社 代表取締役 妹尾 和江様にパネリストとして登壇いただきました。
(3) 9月2日「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会 報告会」(福岡 天神ビル)では、株式会社アトリウム代表取締役会長 竹井 英久様、株式会社三好不動産 代表取締役副社長 三好 孝一様にパネリストとして登壇いただきました。
このように、当センターは不動産のプロフェッショナルとしての教育を、より高い職業倫理と知識のブラッシュアップが求められる、ステイタスの高い制度へと進化させて参りますので、よろしくご支持いただけますようお願い申し上げます。
令和2年9月15日
教育事業部長 真鍋 茂彦
公認 不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターにおけるコンプライアンスの強化
2020年7月29日
当センターは、公認不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターにおけるステイタスアップのために、コンプライアンスの強化を図っております。
これは、当センターの高度な資格制度が、業界、世の中の消費者の皆さんから真の信頼を得るためには、単なる能力証明だけでなく、よりステイタスの高い資格にしなければならないということから、狭義のコンプライアンス=職業倫理と、広義のコンプライアンス=ブラッシュアップをさらに求めていこうというものです。
狭義のコンプライアンス=職業倫理の推進のために、両資格の、倫理規程、誓約書等の整備や倫理審査会の設置を行いました。これをお知らせする趣旨もあり、1月14日に、東京でコンプライアンス=職業倫理確立の講演会を行い250名の方にお集まりいただきました。
6月22日には、宅建マイスターの倫理審査会を開催し、実際の処分対象者について審議いたしました。多くの資格や制度に倫理審査会が設置されていますが、設置から半年足らずの間に着々と進めている例は珍しいのではないでしょうか。
これらの報告として、7月22日には、大阪においてコンプライアンス報告会を開催し、多くの方に共鳴いただきました。9月2日には、福岡でも開催する予定です。
また、広義でのコンプライアンス=ブラッシュアップということでいえば、公認不動産コンサルティングマスター資格未更新の方の資格喪失がこの9月末に迫っております。未更新ということは最低限のブラッシュアップさえ確認できないということで、そのような方がマスターとしてお客様に対応されては困るということです。
また、宅建マイスター資格の更新も、将来的には5年ごとから1年ごとへと、より厳しくすることも検討しております。民法改正等により、ますます不動産業者には高い調査能力が求められるようになってきており、宅建マイスターの重要性が高まっているからです。
このように、当センターは両資格をよりステイタスの高いものにするために制度を進化させて参りますので、よろしくご支持いただけますようお願い申し上げます。
令和2年7月29日
教育事業部長 真鍋 茂彦
フォローアップカレッジ2020 竹村学長の記念講演 動画視聴開始に際して
2020年4月30日
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う自粛のストレスの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、フォローアップカレッジ2020開講記念講演の動画が公開されました。
※画像をクリックすると、YouTubeのページでご覧いただけます。
今年度より学長に就任いただきました竹村 公太郎先生の非常に有意義なお話を、多くの方に視聴していただきたいと、本来、カレッジ会員向けではありますが、広くどなたでも視聴できるようにいたしました。
先生のお話は、日本の地形・歴史から必然の事実を基に、不動産流通プレイヤーが、目先の事象だけでなく大きく俯瞰的な視野で物事を見るようにという内容です。
ぜひ、今の鬱積した気分を一新し、広く業界、社会のために活躍する不動産流通プレイヤーとしての気力を充実させる一助となれば幸いです。
さて、当センターでは、以下のカリキュラムを揃えております。
◆キャリアの浅い宅建士からベテラン宅建士までの方がプロフェッショナルを目指すサイトである
◆同じくキャリアの浅い方からベテランまでの実務能力検定である「スコア」
◆中堅の宅建士がプロフェッショナルを目指すための「フォローアップカレッジ」
◆プロフェッショナルな宅建プレイヤーのための「宅建マイスター制度」
◆宅建業の枠にとらわれず、広く不動産の範疇での企画提案業務を行うプロフェッショナルのための
全てのカリキュラムは、社会のため、消費者のために、より安全で安心な取引・不動産業務を行う「不動産プロフェッショナル」を目指す方向性で一致しております。
本記念講演は、中堅の宅建士の皆さんのみならず、キャリアの浅い方からベテラン、さらに「公認 不動産コンサルティングマスター」の皆様まで、ぜひ、ご視聴いただきたく存じます。
令和2年4月30日
教育事業部長 真鍋 茂彦
第7回スコア表彰式を終えて
2020年1月27日
1月23日午後2時より当センターセミナールームにて昨年11月に実施しました第7回不動産流通実務検定“スコア”の高得点者表彰式を行いました。
全国総合1位から3位の方や、各地方ブロックでの上位の方、合わせて6名の方に参加していただき、表彰状の授与を行うとともに、本検定の監修をお願いしている松田弘弁護士からは祝辞、総括をいただきました。また、当センター開発課からはスコア受検者全体のデータ分析等を発表いたしました。
その中で、表彰された方からいただいたコメントをいくつか紹介します。
*全国の中小業者はぜひ受検するべきだ。社内研修制度が整っている大手に伍してブラッシュアップしていくには、非常に有効な武器になるはず。
*スコア検定の前に実施したスコアトライアルは、事前のウォーミングアップと知識の再確認という意味で大変役に立った。
⇒当センターでは、スコアトライアルという名称をスコアeラーニングと改称して今年から春と秋、年2回実施します。
*「必読テキスト」は、これを熟読するだけでも知識の集積ができ、また、実践上の判断力がつく貴重なテキストだ。
非常に心強いことを言っていただき、大変感銘を受けました。
また、データ分析で紹介しましたが、公認不動産コンサルティングマスター、宅建マイスターの資格者は宅建士資格のみの方に比べ、相当に得点が高く出ております。
これからも「不動産のプロフェッショナル」の名を高めるべく、ブラッシュアップしていただきたく存じます。
令和2年1月27日
教育事業部長 真鍋 茂彦
※当日の中継動画をアーカイブとして公開しています。
推進センターの認定資格におけるコンプライアンスの考え方について
2020年1月15日
「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会」におきまして、当センターの資格制度の方向性について説明させていただきました。
理事長挨拶にもありました通り、不動産市場は「ストック最適活用の時代」に入り、ますます不動産流通の拡大が見込まれております。また、ご存じの通り、IT化の波や人口減少による需要の変化やそれらによる他業界からの参入という大きな変革期を迎えているとも言えます。その中で、一番大事なのは、お客様に寄り添った透明で安全で信頼できる業界にしていくことではないでしょうか。
当センターは、「公認不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」という二つの資格を通して、不動産流通業界をさらに信頼できる業界とすることに寄与していくことを検討して参りました。
そこでのポイントは、講演会のテーマでありますコンプライアンスというキーワードに集約されます。大きく分けますと、今まで言われておりますコンプライアンス、職業倫理ともう一つは自己研鑽、ブラッシュアップであります。
コンプライアンス、職業倫理面では、「安心な取引を行う上でプレイヤーの在り方を強く打ち出す」こととしました。具体的には両資格とも、倫理規程や誓約書を整備するとともに倫理審査会を設置いたしました。なお倫理規定等はマスターの方はマイページ、マイスターの方はMMCサイトにてご確認いただけます。倫理審査会は、識者の皆さんや業界人の皆さんにメンバーになっていただき、業務上だけでなく、日常の言動においても社会的信頼を損なうような者については資格の取り消しなどを求めることができるという厳しいものです。立派な業界人としての資質、姿勢を問うというものです。
さて、広い意味でのコンプライアンスには、パネラーとしてご登壇いただいた竹井様もおっしゃっている、「お客様の期待する水準での業務執行能力と姿勢」も入ると考えられます。これは、先程、郷原先生の素晴らしい講演にありました「社会的要請」と重なる部分であります。そして、それを担保するブラッシュアップ、自己研鑽が重要と考えます。
そのため、公認不動産コンサルティングマスターはこの三月末で未更新の方は登録を抹消することにいたしました。これは、ブラッシュアップしていない方は、お客様に寄り添った仕事がきるわけがない。——言い換えますと、マスターを名乗る方はだれもが安全な取引、提案ができる、期待される水準以上の業務をすべてのマスターの方が行える、というための基本的な条件として、ブラッシュアップし続けることを求めるものです。宅建マイスターも、現在の5年更新を将来的には一年更新にすることを検討しております。
このように、当センターは着々と資格制度の整備を進めてまいりましたが、それもここにいらっしゃる方を始めとする全国の、マスター、マイスターの皆さんのご理解ご支持あってのことですので、よろしくお願い申し上げます。
また、パネルディスカッションで、倫理規定のチェックもお願いいたしました松田先生、いつも大変有意義なアドバイスをいただいている中城先生を始めとする有識者、業界で活躍されている皆様にご意見をいただく機会を設けまして、見識を深めることができました。
講演会に来場いただいた皆様のご意見を活かして、両資格のさらなる飛躍を進めて参りたいと存じます。
令和2年1月15日
教育事業部長 真鍋 茂彦
※動画も公開しています。
不動産コンサルティング技能試験・合格発表によせて
2020年1月10日
本日、令和元年度の合格発表をいたしました。有識者による試験委員会の厳正な審査を経て、受験者1,323名(申込者1,659名)のうち、538名の合格者を発表させていただきました。
不動産市場は「ストック最適活用の時代」に入り、またIT化の波や他業界からの参入という大きな変革期を迎えております。
そのような中、顧客に寄り添った「透明」で「安全」な、「信頼」できる業界にしていくことが重要であります。
当センターが認定しています「公認 不動産コンサルティングマスター」は、不動産の有効活用や相続対策に代表される不動産コンサルティング、企画提案という、お客様からそのスキルと経験、熱意と姿勢を認めていただく信頼関係がないと成立しない、不動産業界においても最も高い資質が求められる業務を行うための資格であります。いわば不動産アセットプレイヤーの最高峰ともいえる資格であると自負しております。また、プロ中のプロといえる不動産エバリュエーション専門士、相続対策専門士を目指して、多くのマスターの方々が日々研鑽、努力されています。
本年1月14日の「不動産業におけるコンプライアンス(職業倫理)確立に関する講演会」において、不動産のプロフェッショナルとして、より職業倫理と知識のブラッシュアップが求められる旨を公表いたします。このような動きが顧客に寄り添った「透明」で「安全」な、「信頼」できる業界にしていくことにつながると確信しております。
今後も公認 不動産コンサルティングマスターをご理解ご支援のほどよろしくお願い申しあげます。
令和2年1月10日
教育事業部長 真鍋 茂彦
不動産エバリュエーション事業のご紹介をYouTubeに公開しました。
2019年10月7日
10月4日に開催した「不動産業のためのストック最適活用フォーラム2019」において、不動産エバリュエーション事例コンテスト2019 大賞・優秀賞事例発表の冒頭で不動産エバリュエーション事業をご紹介した部分を、YouTubeに公開しました。
コンテスト受賞者の方のプレゼンデータ等を、準備が出来次第、公開予定です。
今後とも、ご支援ご鞭撻のほど、なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
令和元年10月7日
教育事業部長 真鍋 茂彦
住宅新報 2019年9月10日号に、公認 不動産コンサルティングマスターに関する記事が掲載されました
2019年9月9日
当センターの公認 不動産コンサルティングマスター資格制度の改革について、常任参与 真鍋茂彦がインタビューを受けました。2019年9月10日付の住宅新報に掲載されています。
1面の「大言小語」においても、不動産コンサルティング技能試験と両専門士について触れていただいています。よろしければ併せてご覧ください。
▼住宅新報Webはこちら
http://www.jutaku-s.com/
「不動産ジャパン」に、より安心な取引ができる旨の表示が可能になりました
2019年7月1日
6月末より、最大級の不動産総合情報サイト「不動産ジャパン」の物件情報の「備考」欄に、当センター認定の「公認 不動産コンサルティングマスター」「宅建マイスター」が担当する –すなわち、より安心な取引ができる旨の表示ができることとなりました。
「不動産ジャパン」の物件情報は、「不動産ジャパン」に参加する業界4団体それぞれの物件登録システムへの登録情報が反映されます。当センター認定の有資格者が担当する物件を所属団体のシステムに登録する際、「備考」欄に、「不動産流通推進センターが認定した公認 不動産コンサルティングマスター(宅建マイスター)○○○○が対応します。」(○○○○は担当者氏名)等といった表示をすることで、表題のとおり、安心な取引ができることをアピールできるようになりました。
公認 不動産コンサルティングマスターおよび宅建マイスターは、倫理規定に則り、単に業務経験や知識レベルが高いだけでなく、お客様の利益を最優先し、取引の公平性と安全性の実現に努めることを求められています。このような高い倫理性が求められる資格保有者であることをアピールし、一般消費者に対して安心の増進に寄与することを目指しています。今回の表示は、その一環であり、両資格者の方々の積極的な参加が期待されます。
今後、当センターは、コンプライアンス=職業倫理に関する姿勢についての運動をすすめてまいりますが、この両資格者の定義が、「お客様に寄り添う姿勢・言動をモットーとしていること」を、より浸透させていくことが、その第一歩と考えております。
ぜひ、当センターのコンプライアンス運動および両資格者へのご支持をいただきたく、よろしくお願いいたします。
令和元年7月1日
教育事業部長 真鍋 茂彦
「職業倫理=コンプライアンス」の方向性
2019年5月30日
昨日、5月29日に当センターのセミナールームにて、
『不動産流通の促進に求められる職業倫理・コンプライアンスのあり方』~経営・リーダー層にむけて~
の講習を行いました。
約50名の方にお集まりいただき、第一部は、長年業界を引っ張ってこられ、当センターの特別参与であられる竹井 英久先生に業界人の視点でお話しいただき、第二部は、業界にお詳しい、法曹界の重鎮であられる松田 弘先生に法律の観点からお話しいただくという二段構えの構成でした。
両先生とも、共通して仰ることはやはり、お客様。つまり、消費者の皆様の目線で考えるということ。「お客様の気持ちを慮る、ハートが重要」だということです。まさに、当センターが打ち出してきているコンプライアンス、職業倫理の考え方とドンピシャでありました。
今後もこのような考え方をベースに、不動産コンサルティングマスター・宅建マイスターといった資格と連動し、確立させていきたいと感じます。
具体的には、今年度より様々な施策を打ち出していく予定ですので、是非ご期待ください。
令和元年5月30日
教育事業部長 真鍋 茂彦
期首にあたって、教育事業のご報告
2019年4月3日
新しい期を迎え、当センターの教育事業の方向性をご報告いたします。
3月26日の不動産エバリュエーション専門士コースの最終日を無事に終え、17名の新たな不動産エバリュエーション専門士が誕生いたしました。今迄の不動産有効活用専門士160名と合わせますと、177名となります。
全4日間の厳しいコースで、センター教育事業の中でも一番タフな研修となりました。
新たに不動産エバリュエーション専門士となられた方々には、今後の大いなるご活躍を祈念いたします。相続対策専門士と合わせて合計786名の専門士の方に、不動産コンサルティング制度を牽引する存在としてご活躍いただけることは、大変心強いことです。
今後も、この専門士制度の発展を強力に推し進めることや、公認 不動産コンサルティングマスターの方々のブラッシュアップの機会を充実させることが、不動産コンサルティング制度全体のステータスを上げることになると信じ、気を引き締めて邁進する所存です。
昨年度の不動産コンサルティング技能試験は記述式の本格的な導入に伴い、より難易度の高いものとなりましたが、ステータス向上を考えますと、この傾向は益々強まることと思います。
皆様にとって更に信頼される資格を目指してまいりますので、周囲の方々へも是非、受験いただくことをお薦めください。
また、宅建士の最上級資格である宅建マイスター認定試験につきましては、猛暑の8月を避け、1月に実施する予定です。この資格につきましては、取引されるお客様からの究極の信頼を追求するものですので、いわば量より質を重視するものとなりますが、1月の試験に向けて、秋より各種ガイダンスや講座を設けてまいりますので、是非ご注目ください。
不動産流通実務検定“スコア”につきましては、おかげさまで順調に皆様に認知され、前年度は1500名を超える受検者数となりました。この数を伸ばしていくことはもちろん、eラーニングを導入した研修メニューも用意し、全国各地のより多くの方々に認知していただくことを考えております。
より幅広い層を対象としたフォローアップ研修とカレッジ制度につきましては、更なるメニューの充実に加え、ライブ中継を実施するなど、皆様が参加しやすいよう改善を図っていく予定です。
このように、今年度も当センターの教育事業は、不動産流通業のステータス向上に役立つよう知恵を絞り頑張ってまいりますので、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
平成31年4月3日
教育事業部長 真鍋 茂彦
不動産コンサルティング技能試験・合格発表によせて
2019年1月11日
本日、平成30年度の合格発表をいたしました。有識者による試験委員会の厳正な審査を経て、受験者1,393名(申込者1,713名)のうち、589名の合格者を発表させていただきました。
不動産の有効活用や相続対策に代表される不動産コンサルティング、企画提案は、お客様からそのスキルと経験、熱意と姿勢を認めていただく信頼関係がないと成立しない、不動産業界においても最も高い資質が求められる業務であります。その意味で「不動産コンサルティングマスター」は、いわば不動産アセットプレイヤーの最高峰ともいえる資格であると自負しております。また、プロ中のプロといえる不動産エバリュエーション専門士、相続対策専門士を目指して、多くのマスターの方々が日々研鑽、努力されています。
このように業界内外で多くの方々から、資格のステイタスを認めていただいておりますが、さらに高いステイタスを目指し、当センターは認定事業に注力してまいります。
業界の皆様のご支援ご愛顧のほど、ぜひ、よろしくお願い申しあげます。
平成31年1月11日
教育事業部長 真鍋 茂彦
住宅新報 2018年6月5日号に「建物エバリュエーション元年!<下>」が掲載されました
2018年6月5日
当センターが取り組む「建物エバリュエーション運動」について、常任参与 真鍋茂彦が執筆した記事が、2018年6月5日付の住宅新報に掲載されています。
全3回シリーズの最終回です。
▼住宅新報Web 「建物エバリュエーション元年!(下) 不動産流通推進センター常任参与 真鍋茂彦 来春、「専門士」誕生 〝不動産新時代〟を担うプレーヤーに」(プレミアム記事です。WEBサービスに登録してご覧ください)
http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000036244
住宅新報 2018年5月20日号に「建物エバリュエーション元年!<中>」が掲載されました
2018年5月29日
当センターが取り組む「建物エバリュエーション運動」について、常任参与 真鍋茂彦が執筆した記事が、2018年5月29日付の住宅新報に掲載されています。
全3回シリーズで今回が2回目、3回目は6月5日号に掲載予定です。
▼住宅新報Web 「建物エバリュエーション元年!(中) 不動産流通推進センター常任参与 真鍋茂彦 既存住宅の時代へ 高まる不動産業者への期待」(プレミアム記事です。WEBサービスに登録してご覧ください)
http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000036159
住宅新報 2018年5月22日号に「建物エバリュエーション元年!<上>」が掲載されています
2018年5月21日
当センターが取り組む「建物エバリュエーション運動」について、常任参与 真鍋茂彦が執筆した記事が、2018年5月22日付の住宅新報に掲載されました。
全3回シリーズで、2回目は5月29日号、3回目は6月5日号に掲載予定です。
▼住宅新報Web 「建物エバリュエーション元年!(上) 不動産流通推進センター常任参与 真鍋茂彦 インスペクション制度始動の今こそ」(プレミアム記事です。WEBサービスに登録してご覧ください)
http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000036090
「宅建アソシエイト」事業について
2018年4月13日
不動産流通推進センターは、平成30年度より「宅建アソシエイト」事業を実施します。
平成28年の改正宅地建物取引業法第75条の2において、宅建業者を社員とする一般社団法人(いわゆる事業者団体)が、宅建業従事者に対して多様な分野に係る体系的な研修を実施する努力義務規定が創設されたのを受けて、事業者団体の初任従業者教育から始まる体系的な教育研修プロセスを経て登録講習を受講した方を、当センターが「宅建アソシエイト」として認定し、認定証明書を発行する「宅建アソシエイト」制度をつくりました。
今年の10月に申込み受付を開始し、各団体の初任者研修、自主学習又は当センターの「“スコア”コンパクト版」(eラーニング)、「登録講習」を受講した従業者の方が当センターの「修了課程講座」(eラーニング)を受講することで、認定されます。
この事業により、「宅建マイスター」(※)を頂点とした従業者全体の教育・研修体系のスタートラインのレベルアップがはかられることになります。そのことで、取引の安全確保を促進し、消費者の皆様からさらに信頼を得られるようになり、不動産流通業界のイメージアップにもつながるものと考えております。
是非、多くの皆様にご周知を賜るとともに、ご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
※取引に内在するリスクを予見し、緻密かつ丁寧な調査を行い、重説・契約書に反映し、安心な取引を成立させる能力を有する「宅建士」のリーダー(いわば「上級宅建士」)
(図)従業者研修体系
記事の画像クリックでPDFファイルが開きます
不動産流通推進センター 教育事業部長
真鍋 茂彦
第3回 宅建マイスター認定試験 受験要項
試験日時:2018年8月29日(水)10:30~12:00申込期間:2018年6月13日(水)~8月16日(木)15:00
受験料:12,000円(税込)
試験会場:AP市ヶ谷(予定)
宅建マイスター認定試験の詳細はコチラ
建物エバリュエーションについて
2018年2月1日
平成30年4月1日から既存住宅の取引における専門家による建物状況調査(インスペクション)制度がスタートすることとなり、不動産流通業界においても建築に関する造詣が不可欠となってきました。
当センターでは、宅地建物取引士をはじめ、不動産流通業の従業者の方々も建築分野の知識向上に努めていく必要があることを鑑み、「建物エバリュエーション(評価)」と銘打って、今後、既存建物の性能のプラス面を見出し評価できる知識・見識・経験値を積んでいく能力開発を進めて参ります。
これは、建築業・設計士に準じた知識を求めるものではなく、不動産の一部である建物を前向きに捉え、イメージし、クリエイトし、高い価値を得られるものにしていく能力を開発していくものです。
しかし、総花的になってもフォーカスがぶれることもあり、他の専門家にお任せするところはコーディネート役に徹し、不動産流通プレイヤーとして専ら身に付けるべき分野に絞ることにいたしました。
是非、多くの皆様にご周知を賜るとともに、ご支援ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
不動産流通推進センター 教育事業部長
真鍋 茂彦
不動産経済研究所「日刊不動産経済通信」2018年1月9日号に不動産流通推進センターの宅建マイスターの記事が掲載されました
2018年1月9日
当センター実施の宅建マイスター認定試験の記事が、不動産経済研究所の「日刊不動産経済通信」2018年1月9日号に掲載されました。
▼日刊不動産経済通信 Webサイト
https://www.fudousankeizai.co.jp/daily(記事購読にはWEBサービス登録が必要です)
記事の画像クリックでPDFファイルが開きます。第2回 宅建マイスター認定試験 受験要項
試験日時:2018年2月16日(金)16:00~17:30申込締切:2018年2月5日(月)15:00
受験料:8,000円(税込)
試験会場:AP市ヶ谷・TKP市ヶ谷カンファレンスセンターANNEX
受験資格:試験当日、宅建士証を提示できること。また、記事中の①については宅建士証取得後5年以上の実務経験があることとしています。
宅建マイスター認定試験の詳細・お申込みはコチラ
第1回 宅建マイスター認定試験合格発表によせて
2017年9月29日
本年8月24日(木)に実施いたしました「第1回 宅建マイスター認定試験」では、247名の方々に真剣に受験していただきました。改めて御礼申し上げます。
また、その直前の8月22日(火)~24日(木)の「宅建マイスター養成講座」は133名もの皆様にご受講いただき、講師の方々も受講された皆様の前向きな姿勢に応えるように、熱い講義をしておられました。
当センターは2014年、「宅建マイスター認定制度」を創設しました。これは、当センターで25年前から行っております「不動産コンサルティング制度」が不動産に関する幅広い分野での相談・提案能力を問うものであるのに対し、マイホームの売買等、通常の宅建取引における真のエキスパート、宅建取引士のリーダーを育成するため、当初、通信講座と集合研修を受講した上で、修了試験に合格した方を「宅建マイスター」として認定するものでした。既に312名の宅建マイスターが誕生し、その活躍が業界内外から高い評価をいただくようになっています。このような実績を踏まえ、本年より「宅建マイスター認定制度」を再整備することとし、試験制度に移行させることといたしました。
前述しましたように、“上級宅建士”としてのステイタスは、これまで宅建マイスターに認定された方々の真摯な姿勢と実績・評判がなければなかったと言えます。よって今回の第1回認定試験も、“初回だから特例試験”的な発想ではなく、既に300名強いらっしゃる宅建マイスターの方々も納得できる、また、評価いただいている業界内外の方々にも恥ずかしくないハードルということで、厳しいものとしました。
試験時間は90分間で、問題は四肢択一式が10問と、記述式は1つの設定事例に関連した3つの設問に答える形式でした。
設問について具体的に申し上げますと、前半の択一式問題は基礎的な復習問題とし、後半の記述式問題では、設問1、2において宅建マイスターとしての調査能力・論理的思考を問い、設問3において取引の安全確保・契約の考え方を問うものとしました。宅建取引士であれば、目の前にあるポイント、疑問点の解消・確認は当然ですが、宅建マイスターに求められる調査能力は、さまざまな情報から顕在化していないリスク、いわば内在するリスクをどう導き出すか、というものなのです。顕在化しているリスクをコツコツ地道にきちんと調査するだけでは、“マイスター”とは言えません。
また、契約における特約を記入する設問3においては、特約とは定型の条文と違えて、加えて売主・買主が結ぶ約束事ですから、違反すれば契約違反になるのは当然であり、不足があっても過剰であっても多大なペナルティが発生します。宅建マイスターとしてはお客様から信頼される安心・安全な取引について、若い宅建取引士を指導していく上で、この点の把握は必須のマターであります。
以上のような観点から問題を作成しましたので、「多くを書くことによる努力点」のない純粋な記述式問題となりました。これは、業界で例のない歯ごたえのある試験内容となっています。宅建マイスター認定試験については今後もいわゆる“上級宅建士”への登竜門として充実させていく所存です。何卒当センターの思いにご賛同いただき、皆様のご支持を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
不動産流通推進センター 教育事業部長
真鍋 茂彦
宅建マイスター認定試験 合格発表ニュースリリース(PDF)はこちら
フォローアップカレッジ設立について
2017年6月21日
日ごろは、フォローアップ研修にご参加いただき、またフォローアッププログラムサイトをご利用いただき、ありがとうございます。
フォローアップ研修は、主に業に従事している宅建取引士のみなさんのブラッシュアップのために、十数年前から、半日研修のスタイルで行ってまいりました。
昨春よりスタートいたしましたフォローアッププログラムは、さらに広く、気軽なブラッシュアップを提供するという形ですが、考え方としては、このフォローアップ研修の精神が原型となっております。
この十年余の間に、この研修は、講座数、内容ともに充実を図ってまいりましたが、今年度は20数講座となり、また、段階別の区分、すなわち「基礎講座」、「実践講座」、「強化講座」の別を設けるなど、スキームの明確化も図っております。
お陰様で、複数回受講される方も大幅に増え、手応えを感じているところですが、より多くの従業者の皆さんに受講していただけるよう、このたび、「フォローアップカレッジ」と銘打って構成し、「年間パスポート」というべき制度を設けました。
これは単に割引制度ということではなく、登録者数約6,000名超となっているフォローアッププログラムの中で、前向きな方々のさらなるブラッシュアップの機会創出という意図であります。
よって、研修へのパスポートということのほか、「スコアテキスト」の無料配布(ぜひカレッジにご参加の皆さんは、不動産流通実務検定“スコア”を受検いただきたく存じます)、当センターの講師陣のご紹介をまとめた冊子の無料配布、また、次年度以降となりますが、カレッジ専用ページによる情報提供等を考えております。
なお、宅建マイスター、公認 不動産コンサルティングマスター資格を取得されますと、それぞれの専用サイトでのサービス等がございますので、結果的には「卒業」となりますが、このフォローアッププログラムおよびカレッジは、従業者の皆さんの日々のブラッシュアップの充実が使命ですので、不動産業従業者である限り、継続していただけるものです。
フォローアップ研修は、今まで通り、一講座ずつでもお申込みできますが、ぜひ、当カレッジ設立の趣旨にご賛同のうえ、「年間パスポート」をお申込みいただき、さらなるブラッシュアップに励んでいただければ幸いです。
平成29年6月吉日
フォローアップカレッジ学長
(不動産流通推進センター教育事業部長)
真鍋 茂彦
住宅新報 2017年4月18日号「ひと」欄に当センター常任参与 真鍋茂彦が掲載されました
2017年4月19日
当センター実施の不動産流通実務検定“スコア”を運営する常任参与 真鍋茂彦が住宅新報「ひと」欄に取り上げられました。
ひと 業界内の実力分かる指標に 流通実務検定「スコア」を運営する不動産流通推進センター常任参与真鍋茂彦さん 住宅新報 Webサイト(※プレミアム記事購読には会員ログインが必要です)。
フォローアップ・プログラムの理想について
2016年6月15日
当センターでは、不動産流通業界を牽引していくべきプレイヤーのために、コンサルティングマスターと宅建マイスターの両資格を作りましたが、この両資格を目指すみなさんのためのブラッシュアップについて、この数年、様々な方法を検討してまいりました。
このたび開設いたしましたフォローアップ・プログラムは、宅建取引士になりたてのみなさんからマスター、マイスターの手前のみなさんまでの幅広い層を対象に、自己研鑽に前向きな方々が自主的に参加できる形を、ということで、プラットフォーム形式で構成してみました。
すでに業界で活躍されているみなさんが、日々少しでも時間のある時に、また、WEBの学習の欠点である集中力が持続しにくい点をいかに補うか、ということから質の高いコンテンツを、次から次へと提供し、好きなものをチョイスして学習していただくうちに、総合力が高まるという形にしました。
コンテンツについては、両資格の学習、集合教育の案内から、軽い読み物まで揃えました。
また、このプログラムは、WEBにて孤独に学習するという世界だけでなく、様々な仕掛けで、多くの識者や業界の先人等を知ることができるものです。
人のご縁でビジネスをしていくわけですから、そういう面でもより多くの引き出しをもっていただき、お客様に満足していただける取引を牽引するプレイヤーとなっていただきたいと存じます。
当センターも、このプログラムが業界随一の教育プログラムとして指針になるよう、可能な限りの力を持って作っていく所存でありますので、ぜひ、みなさんお誘いの上、ご活用いただければ幸いです。
教育事業部長
真鍋 茂彦
新 宅建マイスター養成講座 3/25誕生!
2016年3月25日
契約・重説のエキスパートを養成する『宅建マイスター養成講座』。
内容の更なる充実、資格取得までの道のりが短くなってリニューアル登場です!
通信講座は、取引の安全確保→重説→応用編の3段階構成。一流の講師陣による監修の下、より深く、幅広く学べる内容となっています。これは、宅建取引士はお客様にとってより安全で安心な取引を行う責務がありますが、宅建マイスターはそれらの人々をリードしていく存在として、取引のリスクを完璧に予防することを目標とするからです。
応用編は「価格査定」に「経済/ファイナンス」と「CS総論」が加わりより実践的になりました。
さらに通信講座修了後の集合研修は、単科受講・単科合否制から、3日間連続受講・3日目の修了試験で合否確定形式に変更。
ディスカッション重視のカリキュラムとし、論理的思考のエクササイズを行うことで、取引に内在するリスクを防止する判断力を磨いていただきます。その過程で得た全国から集まる仲間は今後の業務に活きる人脈となっていきます。
3/25より申込受付中。
フォローアッププログラム 4/25OPEN! 2016年3月25日
あなたが欲しい教育プログラムがきっと見つかる!
推進センターの“フォローアッププログラム”サイトが4月25日(月)OPEN!
実務に直結する知識をいち早く得たい、旬の講師の講義を聴きたい、もっとスキルアップしたい…。
不動産流通業に従事される方々のための、業界随一の『教育プログラムサイト』が誕生します。
各種フォローアップ講座ラインナップのほか、じっくり読みたいコラム、時事ニュース、気軽にトライできる問題エクササイズ、気になる講座の動画視聴など、宅建取引士資格を得て不動産流通業界で活躍中の皆様に、ぜひご活用いただきたいサイトです。
オープン記念プレゼント企画もご期待ください!
「不動産流通実務検定」5月1日より受付開始!
2015年4月30日
「不動産流通実務検定“スコア”」5月1日より受付開始!
実力試しにぜひチャレンジしてください!
4月23日に「不動産流通実務検定“スコア”」オープニングイベントを開催し、420名もの方々に参加していただき、大盛況のうちに終了いたしました。
https://www.retpc.jp/score-event/
イベント当日にも、「不動産流通実務検定“スコア”」のプレゼンテーションにおいて申し上げましたとおり、業界に従事する方々が“イキイキと仕事をしている”、お客様に喜んでいただける業界にするためには、お客様に喜んでいただける「力」があることが重要。そのためには、継続的に学習を行わないとなりません。つまり「継続」ということが何よりも大切になってきます。
皆様ご承知のように宅地建物取引主任者が4月より宅地建物取引士に変わりました。ますます、知識と能力の向上のために、日々研鑽を積んでいただくことが必要になります。
そこで、皆様や社員様の継続学習・人材育成にこの不動産流通実務検定“スコア”をお役立ていただきたいと思います。
イベントのデモンストレーションコーナーにおきましては、多くの方に実際に操作していただき、オンライン検定である“スコア”を積極的に取り上げていきたいという会社様の声もいただきました。
当検定“スコア”はまさに不動産流通業におけるTOEIC。まずは500点取ろう、次に600点を目指そう、といった1年後、3年後…の成長プランを立てて、成長スパイラルに乗りましょう!
申込みは5月31日まで。https://score.kindaika-center.jp/
ぜひ、ご検討ください。
◆「不動産流通実務検定」の詳細はこちら
https://www.retpc.jp/score-kentei/
「不動産流通実務検定」5月1日グランドオープン!
4月23日にオープニングイベントを開催
2015年3月10日
「不動産流通実務検定」5月1日グランドオープン! 5つ星を目指して、ぜひチャレンジしてください!
「不動産流通実務★スコア」が昨年12月のプレオープンを経て、いよいよ5月1日「不動産流通実務検定」と名称を改め、グランドオープンの運びとなりました。
自分はどのレベルにいるのだろう、社員様に受けさせて今後の目標を立てさせようなど活用方法は様々です。ぜひご利用ください!
*検定の結果を5段階で判定します。プレオープンの最高得点は728点(★★★★)、
宅建マイスターかつ公認 不動産コンサルティングマスターの方でした。
学生の最高得点は480点()でした。5つ星を目指して、ぜひチャレンジしてください。
科目別正解率の表示と全100問の解説 ご自身・社員様のブラッシュアップに
当検定受検終了後には、ただちにスコアと科目別の正解率を表示しますので、ご自身の強み、弱みがわかり、今後の学習方針が明確に立てられます。
また、受検期間終了後には、全100問の解説を公開しますので、しっかり復習していただくことができます。
継続的な受検により、ご自身・社員様のブラッシュアップにお役立てください。
◆「不動産流通実務検定」をわかりやすく3分にまとめた動画はこちら
◆「不動産流通実務検定」の詳細はこちら
https://www.retpc.jp/score-kentei/4月23日オープニングイベントに350名様を無料ご招待 ~3月16日より受付開始~
当検定のグランドオープンに先立ち、4月23日(木)15時より泉ガーデンギャラリー(六本木一丁目)にてオープニングイベントを開催します。
当日は、累計30万部を突破したベストセラー「日本史の謎は『地形』で解ける」の著者、竹村公太郎氏と、箱根駅伝2015で青山学院大学を見事な優勝に導いた原晋監督をお迎えして不動産流通業の教養アップや人材育成についてお話しいただきます。
受講受付は当センターウェブサイトにて3月16日より開始します。先着350名様を無料ご招待しますので、ふるってご応募ください!
「不動産流通実務★スコア」来春グランドオープン!
10月15日よりプレオープン受付
2014年10月6日
当センターでは、「不動産流通実務★スコア」を今年5月より、開発してまいりました。
この「不動産流通実務★スコア」は、“安全安心な取引遂行”の遂行ために必要とされる“実務知識” “行動規範” “実戦応用力”などが身についているかを、基本から専門知識まで、一定の評価基準により測ることができる不動産流通業界として初の指標となる検定です。
今までは、さまざまな研修を受講されても、どのくらい習熟できたかなどを測る指標がありませんでした。来春本格スタートする本検定は、業界人としての習熟度などを統一的に測ることができる初の検定であり、多くの企業様よりご推奨をいただいています。いずれ近い将来に、この「不動産流通実務★スコア」が業界内のスタンダードな指標となり、履歴書に書くことができるような制度になるよう普及していければと思っています。
出題範囲は、メインが重要事項説明・取引の安全確保、準メイン科目として価格査定・建築・不動産に関する税金・借地借家・相続、周辺科目として競売・不動産の信託・不動産の証券化・海外不動産などの分野です。基礎から専門的なものまで幅広く出題しています。
問題作成・監修には、当センターの各種教育研修においてお付き合いのある弁護士や税理士などの不動産流通実務に精通している方々に携わっていただき、机上の知識ではなく、より実務に沿った問題内容となるようにこだわって作成いたしました。
そういった意味でも「不動産流通実務★スコア」は、推進センターのノウハウが詰まった、ニュートラルな推進センターならではの検定といえます。
開発期において、既に数十名のモニターによる受検を実施し、問題レベル等について調整をはかってまいりましたが、10月15日に受付を始めるプレオープン期においては、さらにシステム調整や問題内容を十分に吟味するなどして、来春のグランドオープンに向け、準備してまいります。
不動産流通業に携わる方は、来春のグランドオープン時には、ぜひ「不動産流通実務★スコア」をご受検していただき、ご自身の実力を測ってみられることをおすすめします。そして、高スコアを目指して、ブラッシュアップしていっていただきたいと思っております。
◆「不動産流通実務★スコア」の詳細はこちら
ご興味をもっていただけましたら、ぜひ「不動産流通実務★スコア」係(03-5843-2078)までご連絡ください。プレオープン期でもご受検していただくことができます。
推進センターの2大認定資格「公認 不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」について 2014年7月3日
このたびの宅地建物取引士への名称変更、それに伴う従業者及び取引士の必要な知識・能力の維持向上のための継続的研修等の実施については、来年4月に施行の様子です。
このような状況下において、当センターは今後も、教育研修事業を通じて前向きに研鑽される従業者及び取引士の皆様のバックアップに注力してまいります。
2大認定資格「公認 不動産コンサルティングマスター」と「宅建マイスター」
私どもがおすすめしている大きな認定資格として、「公認 不動産コンサルティングマスター」(以下、不動産マスター)と「宅建マイスター」があります。
業務範囲で言うと、不動産マスターは、宅建業法に係る業務を超えた不動産総合業務、例えば、相続や不動産有効活用に関する企画提案などの業務です。
その不動産マスターの中には、相続対策専門士・不動産有効活用専門士と呼ばれる方々がいますが、これらの方々は、知識だけでなく、コミュニケーション能力やプレゼン能力といった力をエクササイズにより養成し、それらを含む専門能力について認定を受けています。
一方、宅建マイスターは、宅建業法に係る業務です。
宅建業務(媒介業務)の中で、的確な重要事項説明により、取引のリスク管理を的確に行う、また、価格査定についてお客様に納得性をもって説得できるレベルを求めています。
宅建マイスター養成講座ではグル-プディスカッションやエクササイズを積んでいただき、そのレベルに達した方を認定しています。
さらに、認定者はマイスターメンバーズクラブで半永久的にブラッシュアップしていただきます。
*なお、上記レベルを鑑み、受講資格の宅建資格登録後の実務経験年数を第4期受付(8月1日)より3年から5年に変更します。
このように2つの資格は、不動産業務という括りの中では同じフィールドでありますが、消費者からの信頼のポイントは別のものであります。
認定された方が自信を持って業務に臨み、消費者の方に満足していただけるよう、常に2つの資格認定者をバックアップしてまいります。
★不動産コンサルティング技能試験 の受付は8月1日から
★宅建マイスター養成講座 第4期の受付も8月1日からスタートします。
ぜひ、2大認定資格の取得をご検討ください。
推進センターがTOKYO MXテレビ【企業魂】で紹介されました 2014年5月1日
4月23日に放映されたTOKYO MXテレビ【企業魂】で当センターが紹介されました。
YouTube 企業魂のページより
以下、放送内容の一部をご紹介します。
●認定資格講座を創設!
当センターが不動産流通業のレベルアップのために力を入れている事業に教育研修事業があります。
研修には【宅建コース】と【コンサルコース】があり、このたび【宅建コース】の中で最も高いレベルの研修として宅建マイスター養成講座を、【コンサルコース】の中で消費者からのニーズが高い研修として相続対策専門士コースと不動産有効活用専門士コースを認定資格講座として創設しました。
認定資格講座については公益財団法人 不動産流通推進センター認定資格のページをご覧ください。
●認定資格講座の目的は実際の対応力を身に付け、継続教育により常にブラッシュアップし続けること
当センター常務理事 早川 雅章の認定資格講座についてのメッセージを紹介します。
当センター独自の認定資格講座には二つの大きな目的があります。
ひとつ目は、知識だけでなく、実際の対応力で消費者の皆さんのお役に立てる人材を養成することです。
具体的には当センターに寄せられた実際の不動産相談事例をカリキュラムに取り入れ、また講義ではプレゼンテーションやグループディスカッションを中心にして、個別案件に対応できる力を養っています。
ふたつ目は、資格を取得した方々が、消費者のみなさんに信頼していただけるよう、最新の知識を常に学び続けていくためのスキーム作り、いわば「継続教育」を推進することです。
具体的には当センター主催でさまざまなテーマの勉強会や情報の発信を行っています。
●当センターで行っている事業に不動産コンサルティング技能試験・登録事業があります。
不動産コンサルティング技能試験に合格し、登録された方を不動産のプロ中のプロとして「公認 不動産コンサルティングマスター」として認定しています。
その「公認 不動産コンサルティングマスター」および不動産マスターの中の相続のスペシャリスト「公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士」についてのメッセージをご紹介します。
「公認 不動産コンサルティングマスター」は不動産実務を取り扱う人間にとって最高の資格
「公認 不動産コンサルティングマスター」の資格をお持ちの芳屋 昌治様(プロサーチ株式会社代表取締役)より
不動産マスターは不動産の実務を取り扱う人間にとって多分最高の資格だと思う。お客様の立場に立って、本当にどうなのか?ということをアドバイスできる人は非常に少ない。それができるのが「公認 不動産コンサルティングマスター」だと思う。
とのメッセージをいただいております。
★不動産についてのご相談をお考えの方は、ぜひ「公認 不動産コンサルティングマスター」をご活用ください。
★不動産コンサルティング技能試験の受験をお考えの方は、平成26年度 不動産コンサルティング技能試験 実施予定をご覧ください。
相続の専門家である「公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士」がついて最適なアドバイスを
「相続対策専門士」でもある芳屋様から、次のようなメッセージをいただきました。
今相続のことで家庭裁判所などで調停になって裁判になるケースの内訳を見ると、意外にも財産額5千万円以下の人が70%を占めている。決して財産がたくさんあるから相続でもめるとか困るということではない。
やはり、相続の問題には専門家である「相続対策専門士」という方がついて、アドバイスしてあげるとすごくよいのではないかと思う。
★相続のことは、ぜひ「公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士」にご相談ください。
★「公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士コース」の講座内容については、スキルアップ講座のページをご覧ください。
推進センターの認定資格について 2014年3月4日
私ども推進センターでは、独自の認定資格として、
宅建コース(宅建業法にかかる業務分野)に、
宅建マイスター、宅建実務カレッジ修了者(予定)を設けました。
また、コンサルティングコース(宅建業務以外の総合不動産分野)に、
公認 不動産コンサルティングマスター、公認 不動産コンサルティングマスター相続対策専門士、公認 不動産コンサルティングマスター不動産有効活用専門士を設けております。
これらの認定資格には大きく二つの特長があります。
ひとつは、消費者の皆さんに信頼されるため、継続教育を前提にしていることです。
資格試験や修了研修だけでは終わらず、資格取得者の自助努力によるブラッシュアップをしていただき、継続教育をされない方は、資格を返上していただく厳しい運営をしております。
もうひとつは、単なる知識の習得だけでなく、実戦力を前提にしていることです。
知識だけでは、消費者の皆さんに信頼される入り口に立っているにすぎません。
不動産は同じものが二つとない個別性の高い商品です。
ご相談されるお客様も皆さん異なります。
当センターの不動産相談室に寄せられた数多くの実際の相談を事例として、個別の対応ができる力を養っていくことを主眼としております。
具体的には、調査能力、判断力、調整力、発信力等求められるスキルを、グループディスカッションや発表、プレゼンテーションを通して磨いていただきます。また、実地調査等のメニューも継続教育には企画しております。
これらの認定資格については、近々、紹介コーナーを設置し、広く皆様に認知していただくようにしてまいります。
公認 不動産コンサルティングマスター・専門士コースについて 2013年12月5日
不動産コンサルティング技能登録制度もスタートから20年以上たち、公認 不動産コンサルティングマスターも2万人弱となっています。
しかしながら、一般消費者の認知度、ステイタスはまだまだ満足の域に達しておりません。私ども推進センターは、更なるPR・告知活動や環境整備に注力してまいりますが、マスターの皆さん一人ひとりのブラッシュアップ、高度なスキルの習得が必須です。
その機会を提供する意味でも、スキルアップ講座・専門士コースは大いにお役に立つものと自負しております。
具体的には、下記の2コースを提供いたします。
[相続対策専門士]コース
今や4人に1人が65歳以上という高齢化の日本。また、高齢者世帯の持ち家率は8割超。そのような多くの高齢者が抱える悩みのひとつは相続不動産の円滑な承継ではないでしょうか。加えて、平成25年度の税制改正により相続税の増税が決まりました。これにより相続税の課税対象者の増加が予想されます。
このような社会背景の下、ご提供するのが〔相続対策専門士〕コースです。
「土地の価値を知っている不動産マスター」の方々を対象に、
3日間の講座で、相続とは何かから最新相続事情までを学び、相続対策のプロフェッショナルとなるスキルを磨いていただき、講座修了者を〔相続対策専門士〕に認定します。
*今年度は全3コースとも定員に達し、受付を終了しました。
[不動産有効活用専門士]コース
所有する土地や建物で収益を上げたいなどのニーズに応える有効活用コンサルティング業務は「長期にわたる事業パートナーとなる不動産マスター」の仕事です。
このたび創設した〔不動産有効活用専門士〕コースは、
その土地に即した活用法(更地の有効活用、借地や複数地権者の調整etc.)を学ぶ〔土地有効活用〕コース、建物に即した活用法(建物の増改築やコンバージョン等の可否診断、空室対策、事業収支までを提案etc.)を学ぶ〔建物有効活用〕コースの2コース(それぞれ2日間)からなり、不動産の有効活用に関する総合的な知識・実践力を習得した2コース全課程の修了者を「不動産有効活用専門士」に認定します。
*12月10日より不動産マスターの方々を対象に受講受付を開始します。
「スキルアップ講座」のページへ
継続教育・ブラッシュアップの強化のために 2013年10月21日
推進センターでは、宅建業に従事する皆様(一部消費者の皆様を含みます)の継続教育、ブラッシュアップにどのように支援できるかを大きなテーマにしています。なんといっても、信頼される業界になっていくためには業界を支える皆様ひとりひとりのステイタスが重要です。
そのためには、日ごろのたゆまぬブラッシュアップが必須ですが、具体的にそのメニュー、機会、環境は充分なのでしょうか?
そのような想いから、推進センターでは継続教育・ブラッシュアップの強化のために、まず次の4点を強力に推進していきます。
(1) 不動産基礎研修インターネット通信講座のモバイル化
不動産基礎研修 インターネット通信講座が年内(予定)に新しく生まれ変わります!
新講座は、スマートフォン・タブレットを利用し、不動産業務に初めて従事する方、また、一般消費者の皆様が、わかりやすい会話から学ぶ全く新しいコンセプトの講座です。
業に就いた方が最初から楽しみながら業務知識を身に付けることができます。
11月上旬頃ホームページに登場予定
(2) 宅建マイスター養成講座の開設
宅建業のエキスパートを養成する講座「宅建マイスター養成講座」を年度内(予定)にスタートします。重要事項説明・価格査定・契約等を勉強していただき、修了者を「宅建マイスター」に認定します。
養成講座で「宅建マイスター」になられた後も、マイスターの方限定で推進センターが日々のブラッシュアップに役立つニューズレターの発行・事例研究の公開やさまざまな実践研修の開催等により、「宅建マイスター」の方々の継続的な自己研鑽のお手伝いをしていきます。
11月下旬頃ホームページに登場予定
(3) 業界団体教育支援事業の強化
現在、当センターでは、業界団体教育支援事業として研修メニューの提供、講師派遣等を行っていますが、今後はさらに業界団体と連携し、より密度の深い関係を築きながら、教育事業コンサルタントのような存在で継続的にお付き合いさせていただきたいと考えています。
(4) 公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士制度の充実
今年2月に初めての認定を行った「公認 不動産コンサルティングマスター 相続対策専門士」は、毎年12月に更新していただく資格ですので、まさにブラッシュアップの連続ともいえる制度です。
来年は不動産コンサルティングの王道である土地有効活用に絞った研修「土地有効活用コース」も設けるなど、不動産マスターの方々のブラッシュアップの機会を提供していく予定です。
平成25年度の「相続対策専門士コース」の募集は11月上旬ホームページに登場予定
「土地有効活用コース」の募集は12月上旬頃ホームページに登場予定
★世界各国の不動産業界のブラッシュアップについては、「不動産コンサルティングに関わる海外調査報告書」をご覧ください。