公益財団法人 不動産流通推進センター
応募資格は、宅建マイスターに認定されてから3年以上が経過していること。
その3年間で各々が勉強会への参加や課題の提出などにより「★」と呼ばれるポイントを取得します。
「★」を3個以上取得したうえで、提示されたテーマについての論文・レポートを提出し、審査に合格した方が「宅建マイスター・フェロー」に認定されます。
「★」取得数により、論文・レポートの必要文字数が異なります。
必要な★の数 | 論文・レポート文字数 | |
Aコース | 3個以上 | 事例研究論文4000字以上 |
Bコース | 10個以上 | 事例研究レポート1200字以上 |
2022年には、1992年の生産緑地地区の指定開始から30年となり、買い取りの申出が可能になるため、近年、生産緑地の2022年問題として取り沙汰されています。
生産緑地は、全国に約1.3万ヘクタールの広さがあります。
この対象となる農地を所有する農家が買い取りの申出を行うと、実際には多くが買い取られず、宅地として市場に放出され、地価の下落につながるのではないかなどの懸念する声もあります。
このような状況下において、あなたはこの“生産緑地の2022年問題”を契機と捉え、媒介業務の視点からどのように業務をつなげていけると考えますか。ご自身の考えを記述してください。
2020年4月1日から施行される改正民法。多岐にわたる改正の中でも、契約不適合責任(現行の「瑕疵担保責任」)等は不動産の売買・賃貸においても多くの場面で関わってきます。
現行の「瑕疵担保責任」が、改正新法では「契約不適合責任」に転換され、特に影響が大きいと思われます。この「契約不適合責任」という契約責任が売買の仲介業務においてもたらす影響についての考えを不動産実務的視点から記述してください。