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調査・研究

研究報告

2023年度研究報告
オープンデータを活用した不動産DXのすすめ
―今すぐできる顧客サービス向上・業務効率化―

本調査は、不動産に関連するオープンデータ(無償利用できるもの)がどのようなものがあるかをできるだけ網羅的に取り上げ、それらのオープンデータの利用方法を分かりやすく解説しています。
本報告書で紹介するオープンデータ等を活用することにより、顧客サービスの充実や業務効率化につながることが可能になるものと考えられ、不動産事業者様のDXへの取り組みのきっかけになるものと考えられます。
活用例としては、PLATEAUを利用することにより、現地を訪れることなく日影・眺望・浸水の状況をシミュレーションでき、3Dで視覚的にわかりやすく表示することができます。また、オープンデータの利用についてはQGISというフリーの地理情報システム(地図ソフト)を利用した例をいくつか例示しています。これらのソフトを使うと自身で確認できる情報量が格段に広がります。
本報告書が不動産に関わる情報収集に役立ち、多くの皆様に活用され、不動産流通市場のより一層の発展に資することができれば幸いに存じます。

※本調査報告書は、不動産に関する情報収集の方法の一例を紹介するものであり、調査を行う際の「参考情報」としての利用を想定した報告書です。また、本調査報告書を利用した調査のみに基づいて重要事項説明や建築確認申請等を行うこともお控えください。

  


2022年度研究報告
不動産流通業におけるIT技術の利用状況、効果と課題に関する調査報告書(2022年度)

近年、不動産業界においてもDX (デジタルトランスフォーメーション)の動きが進み、不動産テック関連のサービスも充実されてきています。
また制度面からは、「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年法律第37号)」によって宅地建物取引業法が改正され、2022年5月18日から重要事項説明書等の書面への宅地建物取引士の押印義務が廃止されるとともに、重要事項説明書、媒介契約書の電磁的方法による交付が可能となりました。
こうした中、不動産流通業界におけるIT技術の利用状況、効果と課題を把握することを目的として本調査を実施しました。

  


2019年度研究報告

地域価値の向上に資する不動産ストック活用事例と考え方
―令和時代の「不動産最適活用」の実現のために―

全国的に空き家・空き地が増えつつあり、遊休不動産などの不動産ストックをどのように活用していくかが重要な課題となっています。このため、明海大学不動産学部と公益財団法人不動産流通推進センターでは、地域に根ざした不動産業者の取組等について共同研究を行いました。
本調査では、有識者2名と14事業者へのインタビューを実施し、ストック活用への取組姿勢、考え方、成功のポイントをわかりやすくまとめました。不動産最適活用のためのヒントとノウハウが満載です。今後さらに不動産ストックの活用が進んでいくことを期待します。

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