検定実施にあたって
継続的ブラッシュアップ
不動産という一生に一度の大きな買物に携わる不動産流通業界では、世の中から安心安全なプレイヤーと認められるための研鑽が必要です。そこで私たちは「合格」がゴールの試験ではなく、継続的に受検してブラッシュアップしていける「検定」という形を選びました。
また当業界にはさまざまな資格・研修がありますが、その関係性はわかりにくいと言わざるを得ません。“スコア”はこれらに横串をさし、「得点」のみでプレイヤーの実力を明示して、フェアな実力と日々の努力を社会に伝えていきたいと考えています。是非一緒にリスペクトされる業界を築いていきましょう。
実務力に注目
安心・安全な取引を望むお客様にとって、いちばんの味方となる「力」は実務力です。そこで“スコア”は、宅建試験の延長線の法的知識を問う問題をなるべく廃し、瞬間的判断力すなわち「実務」力を測るものとしています。「実務知識・行動規範・実戦応用力」を測る不動産流通業界の新指標なのです。
不動産流通推進センターが行う意義
当センターは、不動産流通業における人材育成の研修を44年間行ってきました。また一般消費者や不動産業に携わる方からの相談に年間5,000件以上お答えしており、取引現場において留意すべき実務的な情報を蓄積しています。これらの資源と、二十数年に及ぶ不動産コンサルティング技能試験のノウハウを生かし、「本質を問う」問題を作成しています。
業界においてニュートラルな立場にある当センターの「経験」「資源」「ノウハウ」をすべて注ぎ込んだ自己研鑽確認ツールが、“スコア”なのです。
国土交通省後援に
当センターでは業界団体と相互連携の下、宅建業法改正に伴う従業者教育体系の整備を行いました。具体的には、初任従業者教育から始まる体系的な教育研修プロセスを経て、宅建業従事者として十分な能力を有する者の能力証明として「宅建アソシエイト」の資格を付与する事業を、平成30年度に創設しました。
さらに、宅建取引士取得後に目指す頂点となる資格を「宅建マイスター」とし、日々の資質向上を図るツールとして「不動産流通実務検定“スコア”」を位置づけることで、業界全体の教育研修機会の充実を図っていきます。
これらの一連の従業者教育体系の構築については、当センター、業界団体、国土交通省を含めた不動産流通業界全体の取組みとして推進していくこととなっています。
検定の特徴とメリット
1. 不動産業界での評価アップ
多くの不動産会社が、実力を測る指標としてスコアを利用しており、
高得点獲得は評価アップにつながると言えます。
600点以上の人材を重視する企業が増えています。
推奨企業一覧
[スコア利用例]
- 三井不動産リアルティ株式会社様
- 「中途採用の際には、スコア600点以上の人材に大いに注目する!」
- 東急リバブル株式会社様
- 「スコア600点以上の方は、中途採用の際に大きな評価に値する!」
- 住友不動産販売株式会社様
- 「自身の現在の知識レベルの再確認と、更なるスキルアップに有効活用できると思います」
- 東京建物不動産販売株式会社様
- 「スコア600点以上を一定の目安に社員を評価していきたい!」
- 住友林業ホームサービス株式会社様
- 「研修の達成度や、社員の実力を測るのに非常に効果的であると思います」
2.モチベーションアップ
スコアは1000点満点の得点と、8科目の科目別正答率で実力を判定。強み・弱みが把握でき、今後の目標が立てやすくなります。さらに全国の順位も出ますので、やり甲斐もアップ!
●点数と順位が出ることで
●知識の修得により
受検結果一覧サンプル
3. 社員の実力を客観的に判断できる
実務に関する実力が偏りなく測れます。評価や人事配置、また中途採用時などに利用いただけます。
✳︎一括お申込みの企業様には、受検料の一括前払いサービスや、分析に使える受検結果データを人事担当の方へ提供するサービスを行っています。詳細は検定係(TEL:03-5843-2078(11:00〜15:00、⼟⽇祝、第1・3・5⾦曜を除く))へお問合せください。
人事部・マネジメントの活用方法
●単発で利用
●継続して利用
特待生制度
対象
『 不動産流通実務検定“スコア” 』上位30名
*⽒名を公表可能な⽅
内容
「フォローアップカレッジ2025会員」に無料ご招待
「フォローアップカレッジ2025会員」は、2025年4月~2026年3月実施のフォローアップ研修を会員料⾦ですべて受講できる他、宅建マイスター⼊⾨研修を割引価格で受講できます。
参考:
フォローアップカレッジ2024 会員料金:40,000円(税込)
※年間料金は変更となる場合があります。